物語を紡ぐプロジェクト(仮)
こんばんは。
ど集中期間の勉強合宿が終了したばかりの阿賀町公営塾 黎明学舎です。
この4日間で生徒のみんながどれだけの成長の種を仕込んだか、まだまだ戦いは続きます。
今日はちょっと長文です。
私のあるチャレンジプロジェクトについて、まだまだのところも多々ありますが自分に落とし込む意味で色々言語化してみます。
みんなが合宿中に、私は国立「新潟大学」へ行ってきました。
そこには、阿賀町で生まれ育ち、そして黎明高校&黎明学舎の卒業生がいます。
卒業生と会って何をしたか?
それは、彼の「今」と「これから」を取材するためです。
このプロジェクトを始めたのは、日常で私が感じたある違和感からでした。
今の中学生、高校生は自分の進路を考える時に使うのは、大学のHPやパンフレットです。
しかし、そこには阿賀町の中学生、高校生が自分ごとにするには難しい
「専門的な言葉」「有名高校卒業の学生インタビュー」「無機質な文章」
が並んでいて、それを見てもそもそも進学・大学というものに心がドキドキしないこともあると感じました。
けれど、
そこに自分が知っている人がいたらどうでしょう?
自分と同じ高校出身の先輩が話している物語があったらどうでしょう?
自分と同じ町出身の人が語る夢や目標があったらどうでしょう?
きっと興味・関心を持ちやすくなり、その先輩の人生を追体験しやすくなり、大学のことも学問のことも自分の進路のことも現実味が増すのではないか?という仮説を立てました。
自分のキャリア・価値観の「ロールモデル」を、身近な存在から探す。
あ、この人のやってること面白そう。
あ、この人のやってることは興味ないな。
あ、この人の生き方憧れる。
あ、この人みたいな考え方はじめて。
この阿賀町出身の人、黎明高校を卒業した人には、一人一人の物語があります。
その一つ一つは、今の子供たちにとってとても貴重で自分ごとにしやすいキャリア教育教材です。
自分が共感する人生や価値観と出会えたら、きっと自分の今やっている勉強のこと、進路のことの意味や価値も違ってくるのではないでしょうか。
しかし、まだ仮説の段階。
この仮説が正しいかどうか(正しく機能するかどうか)を、生徒のみんなの感想を分析することで、確認をしなければいけません。
ということで、そんな教材をコツコツ貯めに行ってる、ということなんです。
先輩から後輩に、物語を紡いでいく。
そんなサービスを開発できたらいいなと考えながら動いています。
もしご協力いただける、阿賀町・高校出身者の方、ぜひご一報を!!
(うまくまとまったか、ふりかえらねばw)
challenge change chance