漫画『ドリフターズ』(全7巻)を読了
2023.08.20 04:45
豊さん、狂ってる!
異世界ファンタジー漫画『ドリフターズ』(全7巻)を読み終えました。
主人公は関ヶ原の戦いにおける「島津の退き口」で有名な戦法「捨て奸(がまり)」で亡くなった武将、島津豊久!
さらに、そこに織田信長や那須与一、土方歳三、安倍晴明、源義経、明智光秀、ハンニバル、スキピオまで登場するという、、、さすが異世界ファンタジーです。
そして、彼らすべてがクセが強すぎて、、、もう最高!
まぁ、中でもやっぱり主人公の豊久がぶっちぎりで気持ちいいです。
漫画の中で、信長からは「空気を読めんのではなく読まん!」と言われ、土方からは「薩人はいつもそうだ。正気のまま狂う。」と言われ、、、
そして、豊久本人も「薩摩兵子(さつまへご)で血迷うとらんもんは一人もおらんど!」や「寝てん覚めてん薩摩兵士は突っ走る事しか頭ん無かぞ!」と言っています。
いやーーー、鹿児島の人は今でも血迷って突っ走る人ばかり、、、ってことはないですよね!?笑
ところで、この漫画の中で豊久は、「おいはタイ捨ばかりでの。示現はあまり学ぶヒマが無いごてじゃったが。」と言っていましたが、示現流の流祖はもともとタイ捨流ですしね。
そして、タイ捨流は新陰流から創始された剣術ですから、剣術の流派としては新陰流→タイ捨流→示現流という流れ!
そうそう、10月に鹿児島に行くときは示現流の稽古も受けてみようと思っていますが、あの稽古はかなり疲れそうだから、こっちの豊さん(俺)も狂わなきゃだなーー笑