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出会いの映画館【吉祥寺オデヲン】

2018.08.13 09:00

最近のマイブームは髪を切ることです、こんにちは高林です。

お久しぶりです!台風も過ぎ去ってまーーた暑くなってしまってますね、、、

夏、ということで、やってしまいました。ベリーショート!!

前回の自己紹介の時のチャップリンの写真とは人が変わりすぎてきっと誰だかわからないことでしょう!!

(お友達からは、和田アキ子と呼ばれるようになりました。)


さて、はじまりましたね、コラム企画。

そうです。私は、お気に入りの映画館でワンランク上の感動、届けたいです。


なんでそんなに映画館にこだわるかって?

家でも十分な感動は味わえるって?


私は思います。

映画館は、映画を観る場所です。映画を魅せる場所です。

みなさんは髪を切る時、お気に入りの、行きつけの、美容院ってありませんか?

自分をいつもとは違う髪型にしてくれる美容師さんがいたりしませんか?

映画館も美容院と同じ感覚であって欲しいのです。


行きつけの映画館探し

私にお手伝いさせてください。



今回は最初の記事ということで、私と映画館の【出会い】を紹介したいと思います!


吉祥寺オデヲン

JR吉祥寺駅東口徒歩1分


この映画館は、私が映画館を好きになったきっかけの映画館です。幼少期に父親に連れて行ってもらったのが一番最初の記憶なのですが、その時の感動は10年以上経った今でも覚えています。


「パパ、この列なあに??」


階段にはたまごっちを買うために朝から電気屋さんに並んでるかのような行列ができていました(それすらもきっと分からない人いるかもしれませんが、、、)


「映画を観るためにみんな並んでるんだよ」


父が言ったこの言葉は、今でも覚えているほど当時の私には衝撃的でした。私が初めて行った吉祥寺オデヲンは、そう、自由席だったのです。お気に入りの席、見やすい席を取るために、上映前から列に並んで開場を待つのです。

今では完全指定席になってしまいましたが、映画のために行列を作ることにとても感動しました。


今回は、副支配人の方にお話を伺ってきました!


元々こちらの劇場では「時間制自由席」を設けており、その時間のチケットを購入すればその回の座席は確保できるという仕組みであったそうです。

”海街diary”の公開を区切りに「完全指定席」へと変更されました。



昔ながらの時間制自由席は変更されてしまっても、昔ながらの自動販売機はしっかりと残っています。


今では完全指定席が主流となっていて、自由席で映画を上映している映画館はとても少なくなってきています。

実は映画館はかつて、今では考えられないほどゆるーい場所だったようで、、、

自由席という曖昧な座席確保に加え、立ち見で鑑賞する人も多かったとか!

事前のオンライン予約があるからギリギリに来てもしっかりと自分の席が用意されている、なんて今の人たちはとーーっても

贅沢

になっていますよね。笑


せっかく貴重なお話を聞く時間なのに、気づけば「今の映画館は」「昔の映画館は」なんて”映画館トーーーーク!”が始まってしまいました(笑)

実は、副支配人さんもかつては映画館でアルバイトをしていた、という共通点があり、今と昔で変わったり、変わらなかったり、のお話でついつい盛り上がってしまいました。


話を元に戻しましょう、、、、


映画館ならではのいいところ・強みは、

『封切り』であると、副支配人はおっしゃっていました。

便利なVODやホームシアターなどもたくさん普及した現在ですが、新しい映画を最初に観れるのは映画館だけです。

映画館は、受け身の商業。

決められた時間、場所に、お客さんが合わせてくるというのはなかなかない商業ですし、それが昔から変わらないスタイルで続けられるのも映画館の強みの1つです。


1つの箱に決められた人数が揃い、全員が同じ方向を向き、同じ映像を観る。

時には、涙したり、声を出して笑ったり、拍手が沸き起こったり、、、

見ず知らずの人と同じタイミングで同じ感情を共有できるのが映画館の最大の武器であるとお話ししてくださりました。


「吉祥寺オデヲン」、今と昔が混合しているような少し不思議な感覚を味わえる映画館です。

ぜひ、吉祥寺に行った時は映画を観てみてください!