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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

【働き方の未来は?】美容師を守るのは会社ではなく、美容師自身。

2018.08.10 12:25



美容師の働き方がどんどん変わって来ているというか、幅が広がって来ているのは確かですね。



今まではオフラインでのマネタイズ、つまりお店に来て頂いてお客様へサービスを提供する売上のあげ方。これしか無かったのが、

オンラインでもお客様にサービスを提供できるようになってきました。



もちろん1番大切にしたいのは、技術。

美容師なのでお客様の髪を切って染めてナンボであり、そこはNYNYとして僕もブレずに考えています。



ただ、現場(オフライン)で得たお客様との繋がりを、お客様の日常(オンライン)へ発展させる事もこれから可能になってくる。



そうすると、対面でしかマネタイズできなかった美容室のサービスが、ネット上で複数名に対してマネタイズできるようになってきます。



そこで美容師のイノベーションを起こします。




ママさん美容師の働き方は、環境整備と生産性



先日書いたブログの反響が早速ありました。



このブログをシェアして次の日、あるスタッフからメッセージが。



その方は来月に出産を控えていて、産休に入ったばっかりの女性美容師さん。



僕のブログを読んで、『産休中にブログを書きたい!』との事で相談してきてくれました。



ブログって、面白いですね!

特定の個人に向けて書いてるわけじゃないのに、読んでくれる人はタイムリーにそのブログ(情報)に反応してくれます。


やっぱり情報と人との出会いは必然です。




そんな彼女とやり取りをしていて、

『なぜ産休中もブログを書きたいか?』という理由を聞けました。




これって本当に美容師って仕事が好きな人の発言だと思うんです。



お客様のライフスタイルに関わって、人と人との繋がりを大事にしているからこそ、離れている時間が不安にもなります。


『お客様との関係性』を継続させる事で、美容師としての自分も保つ事ができ、ホントの意味でお客様にサービスを提供し続ける〝プロ〟です。



美容師はお客様への想いさえあれば、どんな形でも仕事ができるんです。



出産後の女性美容師の働き方は、現場での生産性を高める〝環境整備〟が主として、常に会社は考えています。



それも大事ですが、具体的にマネタイズの方法を提供することも、僕らの務めだと思ってます。



要は現場の限られた時間外でも売上を上げられる提案もできるんです。



美容師の経験と知的財産をマネタイズ(収益化)する




美容師はヘアというサービス提供でお客様の人生に関われる、素敵な仕事です。



お客様は美容師が提供する髪型に対してお金を払ってくれてるように思いますが、実は本質的には違います。



〝その髪型になってからのライフスタイル〟に対してお金を払ってくれているんです。



可愛い髪型だったらテンションが上がる。

綺麗な髪だったら気分も良くなる。



そんなライフスタイルを求めて、美容院に来てくださいます。




と言うことはつまり、

ヘアを通してお客様のライフスタイルを向上させられれば、技術をしなくても美容師ができるのでは?



ヘアケア方法、商品提案、髪の健康法、アレンジ、似合わせの提案、その他ヘアの悩み相談...



どれも美容師がお店でお客様にサービスとして提供しているものばかりですが、

オンラインであればお店でなくてもこれらのサービス提供が実現できる。



これができる1つの方法として『ブログ』があるのかもしれません。



そしてお客様はその繋がりを求めています。



美容師をしたい人と、美容師をさせられてる人との違い



フリーランスで仕事をする美容師さん達は、すでにその事に気付いて顧客との繋がりを特に大事にしているように感じます。



僕らチェーン店やスタンダードサロンで働く『サラリーマン』は、この考えがとても弱く、発想と環境がとても遅れています。



会社員として守られるのは決してダメな事ではなくむしろ有利ではありますが、それに甘んじている美容師はドンドン淘汰されていく可能性がある事も、視野に入れておかなければいけません。




美容師を好きでしているのか?

美容師をさせられているのか?




美容師という仕事が好きな人は絶対に、お客様のことが好きな人です。


お客様から『ありがとう』を言われるために働く事に対して、自分の働く条件を自分で狭める必要はありません。




最後に、僕にメッセージをくれた女性スタッフさんから、このような言葉をもらいました。


こんな美容師さんがいる会社で働けて、僕もホントに嬉しいです。



美容師を守るのは会社ではなく、美容師自身です。


僕は自分で自分の仕事を全うできる美容師をサポートして行く事に、徹しようと思います。