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共感通貨ダイアログ(新井塾)

2023.08.21 04:58

https://officejk.jp/seminar/detail07/?fbclid=IwAR1mpP_NyF4y7M2J1xj3aCzaqhV82MDQerZEpZmXa_mM_2no4t1MBxsZAUo 【共感通貨ダイアログ(新井塾)】より

2023年7月~9月 全6講

世界的な大不況を体験した多くの人が、「資本主義社会が崩壊に向かい、社会が大きく変容しそうだ」という直観を共有しています。

世の中で大金持ちといわれるような人のお金は、とてつもなく優秀な金融マンにより運用されます。

そうすると、一日何十億円という利益が得られます。

これは冗談ではなく、私たちが一生かかっても稼げないお金が「一日で」手に入るのです。

本来なら、モノやサービスの国際間取引のために為替がありますが、いまは、その必要量の100倍近い巨大な金が、為替差益を求めて、うなりを上げて世界中を飛び回っています。

これが、いまの資本主義社会の実態です。

新井和宏さんは、外資系の投資銀行に勤務するとても優秀な金融マンでした。

業績はよかったのですが、自分のしている仕事が、はたして世のため人のためになっているだろうか、単に金持ちをもっと金持ちにするのを手伝っているだけではないかと悩み始めました。

そして病気になったことがきっかけになり、「すべての人が我欲を追ういまの資本主義のあり方」「金が金を生む仕組み」から離れ、誠意と共感に価値を置く「次の社会造り」にエネルギーを注ぐ決心をしました。

まずは、仲間と「鎌倉投信」を立ち上げ、投資効率だけでなく「いい会社」かどうかを評価基準にして、共感的に投資をするというオペレーションを始めました。

「いい会社」とは、「会社に関わるすべてのもの(ステイクホルダー)との調和を図りながら成長する会社」(鎌倉投信の公式サイトより引用)です。

これはいままでの金融業界の常識に真っ向から逆らったことになります。

ところが、人々の予想に反して鎌倉投信は抜群の投資実績を上げてきました。

リーマンショックの後、世の中が不景気になると、投資効率が良かった会社より「いい会社」の方が強かったのです。

2018年からは、「(株)eumo」を設立され、いまの資本主義の問題点を通貨から抜本的に見直すという取り組みをされています。

具体的には、「共感コミュニティ通貨eumo」を中心に「共感」でつながった経済圏を生むことを目指しておられます。

天外は、これからの社会の進化を書いた『GNHへ』(ビジネス社、2009年)で、ギャンブル資本主義に堕ちたいまの市場経済を健全に立て直すためには、金利がマイナスの地域通貨を普及させなければいけない、と書きました。

そして、「ホワイト企業大賞」を推進する中で、地域に根付いた経営をしている受賞企業を中心に地域通貨を普及させる計画を練っていました。

そうしたら、新井さんがまったく同じ発想でeumoを提案しておられるのを知ったのです。

このようなご縁にて、天外塾にて新井さんのセミナーを開催していただくことにいたしました。

「eumo」は、実証実験を経て、2020年6月から導入がスタートいたしました。

このセミナーでは、「eumo」の実践者を講師にお招きして、現場の生々しい声を中心にダイアログを進めます。

https://www.youtube.com/watch?v=7BAicjAB2uw

今、社会の行き詰まりを嘆いている方はたくさんいます。

しかし、実際に「次の社会」に対して行動を起こしている人は、それほど多くありません。

この7月から始まる「共感通貨ダイアログ」の講師・新井和宏さんは、次の時代の“資本主義”と“社会の在り方”として「共感資本社会」を提言し、実際に「共感コミュニティ通過eumo」という電子マネー事業を推進する本当に数少ない実践者です。

そんな新井さんが、今回の「共感通貨ダイアログ」セミナーを開催するにあたり、天外伺朗とともに、メッセージをおくります。

映像の構成は以下の通りです。ぜひ、ご覧ください。

0:01 天外より、イントロダクション

1:15 新井さんより、自己紹介とこれまでの経緯

5:11 天外より、新井さんとのご縁と、セミナー開催の経緯

6:56 新井さんより、セミナーの内容

★「共感通貨ダイアログ」講座

日程全6回:7/16(金)、7/30(金)、8/13(金)、8/27(金)、9/10(金)、9/24(金)

詳細/お申し込みは、下記のサイトをご覧ください。https://www.officejk.jp/seminar/detai...

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新井さんは、世界最大の外資系資産運用会社で活躍され、大きな実績を残した伝説のファンドマネージャーでした。

しかし、現在の資本主義社会について、「幸せになるために生きているはずの人間が、お金のために生きている」―――そんな疑問を持つようになります。

そうして、ストレス性の大病をされたことを切っ掛けに退職し、誠意と共感に価値を置く「次の社会造り」にエネルギーを注ぐ決心をしました。

まずは、仲間と「鎌倉投信」を立ち上げ、投資効率だけでなく、「いい会社」かどうかを評価基準にして、共感的に投資をするというオペレーションを始めました。

「いい会社」とは、「会社に関わるすべてのもの(ステイクホルダー)との調和を図りながら成長する会社」(鎌倉投信の公式サイトより引用)です。

これは、今までの金融業界の常識に真っ向から逆らったことになります。

ところが、人々の予想に反して鎌倉投信は抜群の投資実績を上げていきました。

当時の新井さんのご活動は、「ガイアの夜明け(2011年8月)」「 プロフェッショナル仕事の流儀 (2015年5月)」といったテレビ番組でも紹介され、大きな反響を呼びました。

・プロフェッショナル仕事の流儀 (第263回・時代にあらがう、信念の金融):http://www.nhk.or.jp/professional/201...

・ガイアの夜明け("まごころマネー"がニッポンを救う

~1万円で できること~)

https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backn...

2018年には「株式会社eumo(ユーモ)」を設立し、お金を「幸せになるための手段」と再定義し、いまの資本主義の問題点を金本位制の通貨から抜本的に見直すという取り組みをされています。

具体的には、「共感」を資本とし、共感でつながった経済圏を生むため、「共感コミュニティ通貨eumo」を開発されています。


https://eumo.co.jp/ 【中央集権型の資本主義社会から 自律分散型の共感資本社会へ】より

これまでの時代は、合理化と効率化によって人類が物質的豊かさを享受してきました。組織やコミュニティは中央集権的で、合理化・効率化が意思決定の基礎にあり、権力によって全体を統括・管理していました。いままでの資本主義社会です。しかし、物質的豊かさを享受しきった時代では、心の豊かさや人間性の開放が大切にされ、自分らしい自律した生き方を求める人が増えています。

現在の社会がどう変わっていくのかを予測することは困難ですが、ただ、少なくとも、大切にしたいものを大切にできていない今の社会システムを見つめ直す時期にきているのではないでしょうか。そこでeumoがコンセプトとして提示したいのは「共感資本社会」です。「共感資本社会」とは、共感という貨幣換算できない価値を資本として育み、共感をベースとして経済活動を含む様々な活動をしていける社会のことです。

「共感」は曖昧な言葉ですが、そこがとても重要で、自律した個人はそれぞれの共感を基礎として多様で個性的なコミュニティを創っています。個人は複数の組織やコミュニティに所属して、多様な共感をベースにするコミュニティが重なりながら、お互いの活動をコミュニティ同士の共感を通して、相互に応援しあったりするようになるでしょう。

中央集権的な社会システムの時代では、合理化のために個人が組織やコミュニティをサポートする流れでしたが、共感資本社会では共感を基礎として、組織やコミュニティが個人をサポートする時代になっていくでしょう。その社会の実現のためにeumoは、自律し、創造性を発揮する個人、組織・コミュニティを応援するための、アカデミー、通貨プラットフォーム事業を展開しています。

インフラとしてのお金の整備

自然にギフトエコノミーが生成する。

共感コミュニティ通貨プラットフォームがギフト力を信用とする金融機能に進化する

(2021年段階では再配布の割合として)。

コミュニティ内の挑戦する人と応援する人を支援する通貨(GIFT&ACTION)を

日本電気株式会社と実証実験実施。

共感コミュニティ通貨eumoプラットフォームをリリース

(ギフトで応援し、ありがとうが循環する体験を通して共感資本の感覚を味わう人が増えていく)。

共感コミュニティ通貨eumoの実証実験を実施し、共感によって人が繋がれることが示唆された。

ソーシャルベンチャー活動支援者会議(SVC)発足。

eumo概念図

人と組織(コミュニティ)のアカデミー

共感を資本としたギフトエコノミーが豊かなコミュニティを形成するひとたちが

世の中に増えていく。

ひとりひとりが生きる場所や働く環境を自ら選択し自然に生きる社会になっていく

(アカデミー受講生やその関係者の移住や他拠点生活、パラレルワークが進む)。

大企業の自律分散型組織化の実践を行っていくためのコミュニティ「GIFT」が発足、

eumoAcademyとも連携。

受講生が100名超える!

共感の輪が広がり、受講生の活動領域も広がる

(フィールドワーク実施:飛騨地域、八女、南足柄、岡崎)。

eumoアカデミースタート、

共感を資本として活動をしていく実践者の挑戦が始まる。