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sidneyb1020 know R 鷹

カテゴライズが苦手すぎる。

2018.08.10 20:56

世にはマーケティング理論によるカテゴライズが満ちあふれており、何かというとジャンル分けされ、テーマ別に分けられ、勝手に枠の中に入れられる。


それが、本気で苦手。ふと目に止まった本を読んだり、映画を観たり、流れてきた音楽をもっと聴きたくなったり、自分の野生の勘を信じてるから。楽しいもの夢中になれるものは、人から教えられるものじゃないから。


あなたがいくらわたしをカテゴライズしようとしても、わたしはその斜め上をいく存在でいたいwww


されてたまるか。



「わたしを束ねないで」新川和江


 わたしを束ねないで

 あらせいとうの花のように

 白い葱のように

 束ねないでください わたしは稲穂

 秋 大地が胸を焦がす

 見渡すかぎりの金色の稲穂


 わたしを止めないで

 標本箱の昆虫のように

 高原からきた絵葉書のように

 止めないでください わたしは羽撃き

 こやみなく空のひろさをかいさぐっている

 目には見えないつばさの音


 わたしを注がないで

 日常性に薄められた牛乳のように

 ぬるい酒のように

 注がないでください わたしは海

 夜 とほうもなく満ちてくる

 苦い潮 ふちのない水


 わたしを名付けないで

 娘という名 妻という名

 重々しい母という名でしつらえた座に

 坐りきりにさせないでください わたしは風

 りんごの木と

 泉のありかを知っている風


 わたしを区切らないで

 , や . いくつかの段落

 そしておしまいに「さようなら」があったりする手紙のようには

 こまめにけりをつけないでください わたしは終りのない文章

 川と同じに

 はてしなく流れていく 拡がっていく 一行の詩