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【記録】葉月・夕刻。高槻にて 〜パリャーソ《雲をこえて、夏・2023》ツアー〜

2023.08.22 00:46

2023.8.13

大阪府高槻市『摂津響saal』


パリャーソ

 ー続木力(ハーモニカ)

 ー谷川賢作(ピアノ)

オープニングアクト:雛罌粟(コクリコ)

 ー米須昌代(うた)

 ーYasmine.H (コントラバス)


4人の皆さんから頂いたレポートを、記載します。

Photo by David


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/増谷朋恵(ブリコラージュ)


束の間の夏休み。

心待ちにしていた雛罌粟(コクリコ)のライブのため、摂津峡へ。

7年前ブリコラージュで、

まーちゃんは、ようやくお座りができるようになったくらいの娘っ子を連れてのライブ以来。

しかも、パリャーソと一緒!

あれからそれぞれにいろいろな変化があって

それをしみじみ思い返しながら、ひぐらしの声も聴きながらのとても素敵な2時間でした。

リクエストしたくてウズウズしたけどしなかった、枕草子第一段「春はあけぼの」に曲をつけたもの、聴けましたー

やったー!

ともえさん来るなら、これはやらなくちゃ!と思ってた、と終演後に言ってくれて、めちゃくちゃうれしかった。

そして終演後、まーちゃんが私の絵のTシャツ着てくれてる…!!

うれしすぎる!

開演前は、はりきって川遊び。

佐安子さんを道連れにして。

ワンピース着ていたのにバンザイ写真撮ってもらうために、とんでもない姿になりました。

パリャーソと雛罌粟。

この組み合わせはたぶん、10年前の京大熊野寮でのライブ以来かも?どうだったかな?

そのときは谷川俊太郎さんの朗読もあって、内容がレア過ぎて素晴らしすぎて悶絶した記憶。

そして、忘れちゃいけないのが、

パリャーソとも、雛罌粟とも出会わせてくれた

おーらいレコードの紹音さん。

ほんとうにたくさんの人をつないでもらった。

お世話になってます。

(今は岡山の井原に)

ものごとの記憶の前後はめちゃくちゃ(子育てで忙しかったと、言い訳)でもどれもとても素敵な思い出です。

Photo by David



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文・写真/大牟田聡


8/13は高槻の摂津響Saalで

谷川 賢作 さん(ピアノ)

続木力さん(ハモニカ)によるユニット

パリャーソのライヴ!

今春、風邪をひいて

急遽行けなくなったので

何と今年初のパリャーソ体験。


この日は第一部は

米須昌代さん(Vo.)と

中村仁美 さん(コントラバス)の

ユニット

雛罌粟(コクリコ)が

6年ぶり?のライヴ。

谷川俊太郎さんの詩に曲をつけた

「朝の光」や「道」…

それにしても

「枕草子」が歌になるとは!😆


そして第二部がパリャーソ。

お洒落なシャツを着こなした

おふたりによるパフォーマンス。

“A Song After Dark”が

身に沁みました…。


演奏後は観客と渾然一体の懇親会。

21時の新幹線で

東京に戻らなきゃいけない

賢作さんをよそに

わいわい夜は

更けていったのでありました…



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文/米須昌代 (雛罌粟うた担当)


8/13、@摂津響saalにてパリャーソのコンサートのオープニングで雛罌粟、6年ぶり再始動させていただきました。

お暑い中、電車とバスを乗り継ぎ、

ご来場くださりありがとうございました。


雛罌粟の活動休止前の最後のコンサートは2016年の寝屋川市民会館大ホール『詩が音楽と出会う時』でした。出演は、谷川俊太郎、パリャーソ、雛罌粟with上村美智子(pf)…敬称略

ボーカルの私が出産を経て、生活環境が変わりつつある中歌手活動を継続する事ができないと判断して活動休止となりました。

長いようで、短いような、

いや、やっぱり長いお休みだったなぁと思います。


再開の演奏は、パリャーソのお二方の広いお胸をお借りし、あたたかい皆さまと夏の虫たちに囲まれて行う事ができました。摂津響saalという素晴らしい響きの中で演奏する事ができた事を幸せに思います。

この日、私たち雛罌粟の再開の音楽を聴いて、目撃して下った皆さま、本当にありがとうございました。

パリャーソ、賢作さん、力さん、ありがとうございました。大好きです。

摂津響saalのみきこさん、細やかで優しいご配慮をいただき感謝しております。


CDお買い上げくださった◯◯さん(伏せさせていただきます)、久しぶりにサインする手、震えました!笑。ありがとうございました。

最後に、何も言わず見守り、見捨てず、待っていてくれた紹音さん、ありがとう。

出会いに感謝して。


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文/Yasmine.H (雛罌粟コントラバス担当)


2016年、雛罌粟[コクリコ]は、

パリャーソのお二人と一緒に谷川俊太郎さんの

イベントに参加させて頂いてから、

米須昌代の産休&育休でお休み期間に入り、

今回の7年ぶりの再スタートも、

大先輩パリャーソの力をお借りする形になりました。


会場は、たくさんの樹に囲まれた摂津響saalさん。

『演奏とヒグラシの鳴く声が一緒になって、

 めちゃくちゃ良かった。』

とは、終わってからの皆さんからのお声。


パリャーソの演奏にじんわりして

台風の匂いと虫の音色を肌で感じる。

本当に、気持ちが澄んだ時間でした。


この7年、それぞれの暮らしを送っていたけれど。

2人で言葉と音を掛け合わせることの

楽しさ、その感覚がふわーっと蘇ってきて、

気持ちがぐんと動き出したのを、

しみじみ感じていました。


わたくし事ですが、

2020年、もっともっと音楽をしたいと

16年勤めたNPOの企画の仕事を辞めたと同時に

コロナで演奏の機会が少なくなって、

その間に、音楽以外のたくさんの道に出逢って今があります。


マイペースな音楽の体内時計が

ようやく布団からもぞもぞ動き出して、

おはよー🌞と、ゆっくり目覚めたみたいな気持ちでいます。

機会を作ってくださったみなさま、

お越しくださったお客さま、

改めましての感謝です。

ありがとうございました。


雛罌粟のこの先のスケジュールは、

10/22(日) 17:00〜@岡山県井原市での

ライブが決まっています。


【8/13 雛罌粟セットリスト】


①朝の光  詩/谷川俊太郎 曲/持田桐

②みち  詩/谷川俊太郎 曲/米須昌代

③我が喫煙  詩/中原中也 曲/中村仁美

④枕草子  詩/清少納言 曲/米須昌代

⑤オノマトペ w.賢作さん 詩/谷川俊太郎 曲/中村仁美

⑥まなび  詩/谷川俊太郎 曲/中村仁美

文・写真/増谷朋恵