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自分でできる腰痛対策つづき

2018.08.11 05:15

 みなさま、こんにちは。山の日の今日は天候が不安定になりそうですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?今日からお盆、帰省ラッシュが始まっているようですね。

 東京に来て驚いたことの一つに、お盆の時期が結構違う、ということでした。8月のこの時期がお盆という方もいれば、7月初旬に行う方や7月下旬という方もいらっしゃって、各家庭や地域など、いろんな習慣があることに驚きました。

 

 さて、昨日書く予定で書かなかった腰痛対策の話題を今日は書いていきます。今日は椅子について。家でも職場でも、椅子に座って過ごす時間はかなりあると思います。大事なのはまず・・・

足が床につく高さの椅子を使う!


 高さ調節の機能がついている方は簡単に高さを変えることができると思います。ただ、問題は高さを変えられない椅子の場合。椅子が低すぎて膝を深く曲げたりして足を逃がして座っている人は、クッションで高さを補うのがベストです。

 逆に椅子が高すぎて足が床につかない人の場合は、足台が必要です。製品名としてはおそらく「フットレスト」という名称で売られていると思います。手軽に試したい方には、雑誌を置いて高さを試すといいですよ!おすすめの雑誌は、少年誌(「週刊~」とか「月刊~」という名前の雑誌です)!あれ、わりと厚みがあるのに軽いので動かしやすいんです。職場で使うときにはガムテープでぐるぐる巻きにしておくと、タイトルが見えないし紙がめくれたりしないので使いやすいです。

 ちなみに。

 座っている時に足をあちこちに動かしてしまう方。要因として、椅子の高さが合っていないということのほかに、体幹筋が弱いこと、もしくは合間のストレッチが足りない、ということが挙げられます(足を動かすと骨盤の位置が少し変わるので腰背部の緊張が変化します)。


 最近は「フリーアドレス制」といって、職場で固定の席を持たず好きな場所で行うという会社も増えているようです。すごく素敵なのですが、ひとつだけ難しいと思うのが「自分用に仕事環境をカスタマイズできないこと」です。どこまで自分に合った作業環境を作れるかが、作業能率のアップと腰痛予防に影響を与えます。ですから、フリーアドレスの方も「自分セット」を作ってどこでも快適に作業ができるように、自分を大事にしながらお仕事してくださいね。

 おすすめは、

・自分好みの椅子を見つける(同じ型番でもちょっと個性があることもある)

・携帯用クッションを「自分セット」に入れる(携帯性を重視するならアウトドア用がよい)

 番外編として、腰痛があったりよい姿勢を長く保つのが難しい方には、ランバーサポートというクッションをお勧めすることもあります。骨盤より少し上に当てて、背骨のS字カーブを作るのを助けることで姿勢の安定につながります。最初に試すときはバスタオルを丸めて当ててみてもOK!


 なにか取り入れられそうなものがあったら、試してみてくださいね!