読み上げカルタ
2018.08.12 22:00
日本語で遊ぶ機会を作るのに、かるたは手軽な物のひとつです。
日本から持ち帰るにも、郵送してもらうにも大げさな品物ではないですし、遊び方も簡単で、ひらがなを覚えた子どもから大人まで一緒に楽しめます。
手軽とは言え、親はどんな時でも遊びに付き合えるとは限りませんし、かるた遊びは「読み手」と「取り手」が必要なので、一人っ子家庭だと親が読み手になると、子供が一人で遊ぶしかなく、ゲームとしての楽しさも微妙な感じになりがちです。また兄弟がいても、子どもは読み手より取り手になりたがりますから、結局喧嘩になったり、誰かが我慢したりということも起こりがちです。(このような経験をして社会性を身につけるので、悪い面ばかりではないのですが)
そんなかるた遊びの弱点をカバーしたかるたを見つけました。
かるた札は従来の物と変わりないのですが、スマホやタブレットで使えるアプリやサイトがあり、このアプリが読み手になってくれる仕組です。
これなら、一人でも子ども達だけでも遊ぶことができますし、順番に交代して読み手になる必要もないので、ひらがなは読めるけれどまだ読み札の単語や文章までは読めない子どもでも参加しやすいでしょう。
世界の国旗と国名、日本の都道府県の2種類があります。
あいうえおかるたや、どうぶつかるた等より読み札の語彙が少々難しいので、少し年齢が高い小学生の方が楽しめそうですが、国旗や地名県名は案外小さい子でも興味を持って覚える子もいますので、使いやすいかもしれません。