【情報シェア】かながわ労働センター「労働手帳」のご紹介
神奈川県のかながわ労働センターが作成されている、労働法をまとめた冊子「労働手帳」(令和5年7月の改訂)で、「女性の健康と母性保護、子育て支援等」・「産前産後休業」の項目に、産後休業が流産・死産(妊娠85日以後)も対象であることが明記されました。
昨年、神奈川県産業労働局労働部のご担当者様とお話する機会を頂戴し、働く女性のペリネイタルロスの現状、心身や仕事への影響、流産や死産でも母性健康管理措置や産後休業の対象であることが周知されていない現状などについて共有させていただきました。
ご担当の皆様にはとても丁寧に、熱心に聞いていただきました。そして、まずはできることからということで、今回の労働手帳への明記に繋がったものです。
また、同ページには、詳細の情報参照先として、厚生労働省委託サイト「働く女性の心とからだの応援サイト 妊娠出産・母性健康管理サポート」のリンクも紹介されています。当サイトでは、企業担当者向け・働く女性向けに、「働く女性が流産・死産したとき」として、関連の制度の説明がされています。
文字数・スペースとしては小さいですが、情報が明記されること・関連情報へのリンクがあることはとても重要だと思います。
ご担当者様には各方面とのご調整、ご尽力を頂いた結果であり、大変ありがたく存じます。
冊子は神奈川県労政課またはかながら労働センター各所で入手できます。
★かながわ労働センター総合案内★
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/k5n/cnt/f7579/
また、データ版は下記URLからご覧いただけます。(P50が該当ページです)
★労働手帳★
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/k5n/cnt/f7581/index.html
企業の経営者様、人事労務担当者様、そして働く女性の皆様、必要な方に、一人でも多くの方に情報が届きますように。
是非、他の都道府県や自治体で作成されている同様の手帳や冊子にも広がってほしいと思っております。
自治体ご担当者様や自助グループ等のご関係者様、「働く天使ママ」の現状や地域でできることについて、iKizukuがいつでもお話いたしますので是非ご連絡くださいませ。
yuka