ギアボックスを制するものがミニロボを制する
(と、思う)
兎にも角にもギアボックスの組み立てが全てに影響します。
どれだけ軽くスムーズに回るように組み立てられるか、その方法を見つけられるかがポイントです。
ここ最近の研究(嘘)では、ピニオンギアと1枚目のギアとのバックラッシュが肝なのではないかという論文があります(ありません)
ギアとギアは適度な隙間があって、ガタガタする状態が大事です(バックラッシュの確保)
すべてのギアのバックラッシュが適正に確保されることでギアボックスの性能が発揮されます。
これ、ギアやギアボックスによってかなり差があるようです。
当たりを引ければよいですが、わりと組み合わせによって違いが出てきます。
と、まぁ以前も話したような内容ですが、
本題はここから。
ベアリング化に再挑戦していたのですが、遠心力が働かないくらい軽いギアに、軽いと言っても抵抗のあるベアリングをつけると、全体的にフリクションロスが多すぎてもっさり感のある回転になってしまいます。
(初動を無視すればタングステンを円周上に埋め込むとか鬼のような改造もありえなくはないが)
もうどうやってもこれ以上良くならない感じがしたのでこの方向性は諦めることに。
ギアそのものを金属で作るとか、別の手段があればベアリングも生きてきそうですが、なんにしてもモーターの出力が低すぎて使えないですね・・
そして第2章。
ケースの素材とギアの素材の相性が悪い?ので、軸を交換してみることにしました。
自己潤滑性能の高い素材でできたギアなので、これはもうこのまま使うのが吉でしょう。
そして、回転を良くするために軸を交換すれば更に良くなるはず!?
打ち替えてみました( ゚д゚)ポカーン
とりあえず上側だけチャレンジ
0.1mm太くなりました(実測で3.4mm→3.5mm) *多少測定誤差があります
ギアの内径が3.5mmなのでジャストサイズ(それでも少し緩い)
ギアボックスが透明なので中をよく観察することができますが、回るとギアがけっこう暴れています。
このガタが大事なのですが、大きすぎてもマイナスなのでちょっとだけ補正するイメージです。
その他はオーソドックスに組み立て。
さぁどうなることやら!?
#なんとかしたいのはファイナルギアのほうです(´ε` )