【program-talk-】城下町と市場 大分県竹田市
2018.8.11(sat)大分県竹田市の中心地にある城下町で行われたとあるprogram企画に参加して来た。今回で僕自身竹田に来るのは6回目となりますが、やっぱり竹田って、すごく不思議なまちなんです。そして、いつも気づかされることの多いまちです。
僕が竹田に初めて行ったきっかけは、4年前くらいかな? 佐賀県武雄市の市役所と商工会議所の方々の視察に、なぜか僕もご一緒させていただいた時のこと。この竹田まちでは、たくさんの協力隊(地域おこし協力隊)がいて、アーティストの移住者がすごい勢いで増えてると聞いていて、以前から興味があったまち竹田だった。
僕自身どうして、まちのプレイヤーなので、難しい計画や対策の話を聞いていても「ちくわ耳」になってしまい「まちびとプレイー的な視点」で、人と人の繋がりとか、暮らしかたとか、使う言葉とか、表現者の表情とか、他のまちを見る際には「どのひとが何を求め、愛に満ち溢れたキーパーソンは誰なのだろうかな?」って探してしまう。
アレコレしているうちに、ひとり異質な気配を漂われる書道家さんと出逢えて「この人はぁ!」って。そしてアレコレしていると(省略がザツ)たら、いろんな人たちを繋げてくださり、まち同士(久留米と)で行き来が始まり久留米にも来てもらい。久留米からchietsukuメンバーを中心に竹田に行ったりで、お互いで飲んでて出た話で「勝手に姉妹都市計画」を結ぼうと、今ではお互いのまちで企みあうほどのん関係となっていました。
とはいうものの、ここまで波長が合うまちも実は珍しく、どうも似ているんですね。これが人の繋がりかたや暮らしに求める日常の切り取りかたや感じ方、どこか無理してる部分も似てるし。どこか捉え方というか余白の部分も、そしてなによりタイミングが合う。どこかしらで出合う。大切な時には「居る」し「あう」もんなんですね。
そんな動きの中で繋がった同い歳で、悔しいくらいかっこいい事やっている男、桑ちゃんと出会い、兄弟協定を交わすことになるんです(笑) 〜これ以上はもう省略〜
この桑ちゃんから今回声かけてもらって、この日の「城下町と市場」というプログラムの一コマで、御客屋敷というお屋敷の中で「地域のくらし」talkを、同社中村路子とともに参加させてもらいました。
同じくゲストは東京から竹田に移住して来て子育てしながら活動している面々。話しているうちに子どもたちを中心とした暮らしかたや、考え方の話に。その中でもいくつかあげれば
・忘れかけていた、自由な感性を取り戻す
・都会ではいくつものお面をかぶって生きてきたが、地域暮らしではそのお面を外している
・ポジティブだからいい。ネガティブだからダメ。ではなくどちらもそのままでいい。
・自分が好きな場所で好きなことを好きな人たちと暮らしていく地域暮らしが次世代の当たり前のキャリアになると思う
・女性的感性の大切さ
終わってみて、何よりVARパートナーの中村路子が「いままで行ったトークイベントの中で一番楽しかった。」と言っていたのが印象的だった。言葉にする大切さ、自分の感性を取り戻す生活、暮らしを僕たちはいつの間にか忘れかけていたのかもしれない。
次の日、宿のcueにて出合いと笑いのたえない朝。今まさに40て前のこの時期じぶんたちの暮らしを見つめ直していたこの時期に中村と竹田にいけたのは意味があり大変価値あるものとなりました。
今後もお互いのまちでみんなで一緒に食っていきましょう。竹田のみなさん。また!