【9/13 環境問題講演会】山から海への環境問題を考える
9月13日(木)にエルクにて自然を破壊する環境汚染の講演会を開催します。
山や川・海といった自然を遊ぶフィールドとして使わせていただいている我々は、常に環境問題について取り組んでいかなければならないと考えています。
そんな中エルクにお越しいただき、「日本だけでなく世界がいま抱える環境問題について知ってもらいたい」と機会を提供してくれたのが永井寛子さんでした。
永井さんが危惧しているのが、川上から川下へのプラスチックごみの流下によって起こる海洋汚染。ここ10年ほど環境問題として取り上げられている「マイクロプラスチック」問題です。
『海に遊びに行って砂浜を散歩すると、流木や海藻などにまじって、たくさんのごみが打ちあげられています。最近、注目を集めている海のごみがあります。それは、プラスチックのごみ。そのなかでも、「マイクロプラスチック」とよばれる、直径5ミリ・メートル以下のとても小さなプラスチックのごみです』
(東京大学海洋アライアンス 海のマイクロプラスチック汚染より)
山に入ると昔捨て置かれたペットボトルや、レジ袋を多く見かけます。
こういったプラスチックごみが川から大河へ、そして海へと流れ付きます。そんなプラスチックごみが太陽光や波によって壊れて段々と細かい断片(マイクロプラスチック)となります。
そうすると魚やクジラなどがそれを摂取して、死んでしまったり生態系を大きく変える可能性があります。
環境汚染も循環するもの、山への入る登山者の意識も大切になってきます。
今回お越しいただく永井さんの紹介をさせていただきます。
永井さんは富士川町の女性たちとともに「NPO法人スペースふう」を立ち上げました。そして2002年に全国で初の取り組みとしてリユース食器のレンタル事業をスタート。
来場者に3.000食のほうとうを振る舞う「甲州増穂まつり」へのリユース食器の提供や、ヴァンフォーレ甲府のホームである山梨中銀スタジアムでのエコスタジアムプロジェクトへの協力などで、ごみを減らす多くの実績を残してきました。
今回はマイクロプラスチック問題だけでなく、山へ入る我々ができることなどを一緒にディベートもしていけたらと考えています。
自然を楽しむだけではなく自然を守る一員として、環境問題を共に考えていきませんか?
環境問題講演会
日時:9/13(木)19:00~
場所:エルクイベントスペース
参加費・予約不要