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シマリ娘の針のおしごと

洋服の直し屋が作る世界に1つだけのかばん

2018.08.13 05:23

私は洋服のお直し屋として、毎日洋服のサイズ直しをしていますが…その仕事の1つとして洋服をかばんに直す仕事をしています。

この仕事をするきっかけは、あるのですが…話すと長くなるのでまた今度。


なかなか作れませんが、お直しが早めに終わって1日か2日くらい手が空いた時に作っています。年に5〜8つくらいは作ります。それでも、始めてから7年め…今まで100個以上は作ったようです…数えてませんが元気かな😅

もし使ってくれてる方がいたら、近況とか知りたいくらいです。


先日、ひょっこりまだ始めたばかりの頃のかばん君が出戻ってきました💦

ちょっと恥ずかしい。。でも、大切にしていただきばか嬉しい!

「ああ、久しぶり〜元気にしてたんだね。。

長く使ってもらってよかったね」とほつれてしまった部分をお直しして元気になりまして。また持ち主様の元へ帰って行きました。

あはは。すみません😅

かばんについ感情入りすぎて、擬人化するくせが💦

かばん達、息子や娘と同じ気持ちです。

スーパーで使ってくれてる方を見かけると、嬉しくて涙が出そうになります。それくらいの気持ちを込めてひとつひとつをお客さまのために作っております。

あまりに長くお待たせしてしまうので、今回は私がどんな感じでかばんを作ってるのか…ざっくりブログに書いてみようかなと思います。

細かくこだわった部分など、いつも持ち主の方にしか伝えないので💦


今回お直しするのは、ワンピース。

最後の姿を切る✂️前に写真に残すのが私の儀式です。二度とこの形には戻らないので。

もう丈も短いし、年に合わないけれどもったいないからとお預かりしました。

毎日電車と歩きで出勤されるお姉さん、うちの店の常連さんで優しくてほんわかしていて綺麗な方です。

とにかくお洋服や小物もかわいらしい感じ。

彼女にぴったりで、彼女が欲しい形に作ります!

言い換えると、世界で彼女しか欲しくないかばん!

まずは、お預かりする時にどんなかばんにしたいか?

大きさ、紐の長さ、太さ、好きな色、などなど細かく要望を聞きます。

みなさん、意外とここで困ります😅

どんなかばんが好きか、あまり意識してない方が多いです。

そういう時は必ずいつも使っているかばんをヒントに質問していくと、必ずこだわりが出てきます。

どんな時使いたいか、この服の好きなところなども話しながら聞いていきます。

このお客さんの好きな柄は花柄。しかも小花のような感じのあまり派手でないのが好きだそう。

裏布を選ぶのは、私にお任せくださったので参考に買いに行く事に。

後で作るときに迷わないように、ポケットの数や毎日入れるものなども聞いておきます。

(カウンセリングは、30分〜長いと1時間かかります💦)

たまに、全部お任せ!もありますが…(ありがたいことに)なるべくその方に合ったかばんを作りたいのでヒントは聞きます😅

アリエルは、趣味です笑。自分のテンションが上がるように。。💖


最初は型紙を書いて、服のどのあたりをどこに使うかをかなり考えます。

ここが一番の悩みどころで、切ってしまうと後でパーツが足りなくなってしまうので本当に時間をかけます。

私がカバン作りでいつも大事にしてる事があります。

なるべく服だった事がわかるように作ること。使いやすいように作ること。お客さまが懐かしく思う場所はなるべく生かすこと。

例えばこちらは、ポケットです。2つ欲しいという要望でした。

2つ同じポケットじゃ、面白くないじゃん!と思うのであえて変えました。

裏から見ると継ぎ接ぎだらけ😅



出来上がりを見るとこうなりました☝️


ポケットのデニムの切り替えのところのステッチは、スリットをそのまま使っている名残です。

解かずに、だれかが縫ってくれたままにしています。考えるとなんだか共同作業みたいです。作った人はまさかかばんになるとは、思わなかっただろう?と想像しながら作ったりします。一人っ子、想像力だけは豊かに育ちました。。

ファスナーを引っ張る時取れないか、確認中。。☝️

パーツを合わせて縫って、とにかく丈夫になるように強度も大事です‼️使えるかばんにしたいのです。



集中するので、この辺りの写真はありません😅 


最近は、カバン作りの本もたくさん売っていますよね。

最初の頃は結構な独学でやっておりました。最近は、本も読んで勉強しています。

かばん屋さんも見ます。歩いてる方のかばんも見てます👀

それでも、洋服から作るのはやっぱり難しい。。とにかく試行錯誤の繰り返しです💦💦💦

まだピンがついてますが、この辺りまでくるとやっとかばんに見えます🙌

ここまでくると楽しくなってきますが、ここまで苦しい。


これ、ワンピースの襟!切って残っていたのを見て使える。ちょうどいい大きさ!と閃きました💡

ショルダーの紐パーツにしちゃえ♪

こうなると襟だったって、多分誰も気づかな いでしょうが…ご本人が懐かしく思ってくださればそれでいいのです😅


1日では仕上がりません。。

まだまだ続く。。

今日も大切なお洋服をお直しさせていただきありがとうございます。

では、また次のお直しまでごきげんよう♪   



シマダリフォームは、母娘で営む洋服のお直し屋さんです。HPはこちらです👇