京都でセルフケアmini勉強会を開催しました
暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
だいぶ遅くなりましたが、先月末に京都で開催しましたセルフケアmini勉強会の振り返りをしたいと思います。
今回は私を含めて5名で開催いたしました。台風が近づいている中でしたが皆さん予定通りご参加いただけました。
オフ会(お茶会)は通常私はテーマは決めずに事前の自己紹介や当日お話をお伺いする中で進行させてもらっていますが、今回の勉強会では”セルフケア”とテーマを絞らせていただいておりましたので、一歩踏み込んだご自分の心というものに強い関心を持たれている方が集まりました。
今までの中でも1番と言っていいほど皆さんが積極的に発言してくださって、私の用意していたレジメが追いつかず急ぎ足になってしまいました^^;
たくさんのことをいっぺんに伝えようとし過ぎていたので次回はさらに絞って、皆さんが聞きたいこと、話したいことを伺う時間を多く取ろうと思いました。
私が伝えようとしていたのは主に心理学を利用したセルフケアでした。私が実際にやったことや、HSPの関連の本にも載っている内容をもう少し詳しくお伝えしたかったのです。
例えば、アーロン博士の本にも載っているのですが「リフレーミング」という技法があります。
リフレーミングは、”フレームを変える”という言葉なのですがカウンセリングの技法としても使われます。
思い悩んでいる時は知らず知らずに視野が狭くなり、マイナス面ばかりに目がいってしまいます。
それを捉え直すということになりましょうか。
・仕事を辞めた→新しい仕事を始めるチャンスが出来た
・やりたいことがわからない→好きなことをみつけるチャンスが出来た
・心配性→慎重、たくさんのことに気がつく
などなど。
気をつけなければいけないのは単純な「ポジティブ思考」とは違うことです。何でも良い方に考えるというよりは、リフレーミングは「多面的に捉える」ことだと思います。
HSPは葛藤を抱えやすいと言われています。世間や周りに求められることが分かるが故に自分を犠牲にしたり、疲弊しやすい自分との間で「こんな自分は人として劣っているのでは」と悩む方も少なくありません。
その場合の助けになるのがリフレーミングという発想なのです。
実際にやってみると簡単なことでもありませんし、最初は無理やりポジティブにしているように感じられるかも知れません。
ここで例を一つ。
あるある話にもよく取り上げられるのが「職場のお昼問題」です。ワイワイしている休憩室の中で自分は1人静かに食事している。同じように人と交れない自分が劣っているように感じて責めてしまう。
私も小さな休憩室で皆と一緒になっているような場合でも、全く口を開かないことがほとんどです。