4ever young
18~23歳くらいの頃、一人暮らしをしていた。東京の郊外の神奈川県だった。人生で完全に一人暮らしだったのはそのあたりだけだ。
いわゆる占星術でいう金星期に一人暮らしだった。ネイタル金星がよければそりゃ金星期は黄金時代になるだろう。当時はその自覚はなかったが。
あの頃のことで、まだはっきりと思い出せるのは、大学生だった当時「将来、仕事が忙しくて大変で、大学生の頃は楽でよかったなあ、って今を思い返しているんだろうな」って思いながら暮らしていたということだ。
あれから10年くらい経って思うのは、まさにそれを思っているってことだ。ただし別のことで「あの頃はよかったなあ」って思い返している。仕事がどうじゃなくて、一人暮らしと、都会の自由さを思い出して「あの頃はよかったなあ」と思い返している。
現状で言えば、仕事のことは、時間はかかったけど当時想定していたよりもずっとなんとかなっている。その意味では当時よりマシなくらい。
ただ、この年になってもまだ自分は結婚できていないってことをもし当時知ってしまっていたら生きる希望を完全に失っていたかもしれない。
火星期に入り込んだ今、金星期を一人暮らしの気楽さ自由さのキーワードで思い出している。というか、当時はまだ2011年で、youtubeもアプリも今ほどはまだ充実していなかったと思う。景気とかは別にして、今に比べると「ものがなかった時代」を感じる。
20代前半に都会で、今のメディアや人との交流が可能な各種アプリがあったらもっと楽しかっただろうなと思う。30代でも活用できるだろうけど、今の時代は20代だともっと活用できると思う。
こうやってまさに当時住んでいた街を簡単に見れるという時代。景気や政治経済、社会風潮等はともかく、そういう意味ですごくいい時だと思う。まあ、さらに技術が進化すればもっといいかもだけど。
というか、街並みが結局自分が18歳でこの街に来た時と何も変わっていない。十何年って結局そんなものかね。