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オノヤマクシケアリ

2018.08.13 10:53

フタフシアリ亜科

クシケアリ属:日本には12種以上が生息すると言われます。岐阜県には6種確認されていますが、分類学上多くの問題を抱えており、今後の研究によりさらに種数が増える可能性があります。


オノヤマクシケアリ( Myrmica onoyamai ):北海道と本州(近畿以北)に分布します。岐阜県では山地帯の林内や林縁に分布します。体長4mm程度。


写真①:枯れ葉の上で静止するオノヤマクシケアリの働きアリ。高山市 7.VIII.2018


写真②:エゾクシケアリと同様に触角柄節の基部で強く曲がり、角張るが、オノヤマクシケアリでは基部付近でも矢印のように細まらない。高山市 7.VIII.2018

写真③:枯れ葉上で活動するオノヤマクシケアリ。高山市 7.VIII.2018

写真④:ササの葉上で採餌活動をする働きアリ。高山市 7.VIII.2018

写真⑤:枯れ葉の間に巣が作られていた。高山市 7.VIII.2018

写真⑥:巣内の様子。高山市 7.VIII.2018

写真⑦:幼虫をくわえて運ぶ働きアリ。高山市 7.VIII.2018

写真⑧:蛹をくわえて運ぶ働きアリ。高山市 7.VIII.2018

写真⑨:巣内で静止する有翅女王アリ。高山市 7.VIII.2018

写真⑩:蛹を運ぶ有翅女王アリ。女王アリも働きアリ同様の触角柄節をもつ。高山市 7.VIII.2018

写真⑪:巣内のオスアリ。高山市 7.VIII.2018

写真⑫:他のクシケアリ類のオスに比べ触角柄節が短い。高山市 7.VIII.2018

写真⑬:オスアリの群れ。高山市7.VIII.2018

写真⑭:生息地。矢印の部分の枯れ葉の間に営巣していた。高山市 7.VIII.2018