カルマとトラウマ その3
カルマとトラウマの事を書いてきたけれど
明らかに私って人より重いものを背負って生きているのかも!
と感じている方もいると思います。
従姉妹夫婦にもらわれた犬のように、じゃあ、もうこんな私では幸せに生きることは難しいんだろうか?
などと思わないでください。
だって、あの犬だって(何度も犬と比べて恐縮ですが笑)
色々できないことは多いけれど、今はそれなりに幸せに生きていますし。
今の自分のまま、幸せを選択して(感じながら)生きていくことだってできるのですよ。そして、傷を癒していくこともできます。
突然ですが、私は作家の吉本ばななさんの書くものが大好きです。
そのばななさんですら、「これからの人生、傷を癒していって本来の自分に戻っていく事が死ぬまでに続けていく事だと思う」、と言うような事を何処かで書かれていました。(間違っていたら、ごめんなさい)
それを読んだ当初、かなり衝撃を受けました。
え?死ぬまで?時間をかけて?
それまで私は幸せになれないの?そんなに時間がかかるものなの?
こんなに頑張ってもずっと死ぬまで終わらないの?、と言う絶望のような気持ちになりました。
今ならばななさんが言ったその意味がよくわかります。
また、ばななさんは「自分の作品のファンの方々は、繊細で自分で命を絶つ人の率が多い」、と言うことも何処かで書いておられて
それを読んだ時も、かなりショックで笑
私、ばななファン辞める、
とトンチンカンな事を一瞬思いました。笑
今思うと、本当にその勇気こそありませんでしたが、ずっと何処かで消えてしまいたい、もう、生きるの嫌、と言う根底の思いがあって、それをばなな自身に指摘されたようで、ファンを辞めれば自分が変わるんだ、と言うトンチンカンな思いがよぎったわけですよ笑
バカでしょ〜笑(でも可愛い)
実際、本を枕元に御守り代わりに置くような人でした。
でね、今はどうかと言うと、今もばななさんの作品は好きです。
でもね、距離感というか付き合い方が変わっというか、もう少し冷静な感じで作品を今は楽しませてもらっています。
精神のお薬であることには変わりありませんが、いつも一緒じゃなくても大丈夫になった。
それは私が癒されてきたからなんだなって気持ちがあります。
さて、話をまた戻します。
あのばななさんですら、癒すことは時間をかけてゆっくりやっています。
そして実生活ではご結婚されたり子育てをされたり作品が受賞されたり、色々あって生きておられます。
幸せに生きることと(感じることと)傷を癒していくこと(傷だらけでも生きていること)は同時進行でできるんですよ。
傷があるから幸せでない、という方程式をもし持っている方がいらっしゃったら、
それはポーーいっと手放してくださいね。
かくいう私もずっとその思いがあって、だから上手くいかないんだってぐるぐるの思考に陥っていた事があります。
トラウマを癒しながら幸せを感じながら生きていくことはできると思います。
日常生活における、幸福感、お腹がキュとなってしまうこと、楽しさ、嫉妬、喜び、怒り、好きな事、嫌悪感、リラックス感、もやもやする事、万能感、全ての感情や感覚があなたをこれからどう生きたいか?という選択の基準になります。
セッションをしていると
「前世で受けた恨みの傷があって、その傷を癒すために今世で生まれ変わってきたのでその浄化をお願いします」
という方もいらっしゃいます。
確かに、そうかもしれませんが、では、今、生きているこの今、どんなことに恨みを持っているのでしょう?と聞くと、それはわかりません、今は、幸せを感じて生きています、という答えが返ってくる事があります。
それは、本当でしょうか?
では、なぜ私のところへ来られたのでしょうか?
今が幸せなら、それでいいのではないでしょうか?
また、今の状態、気持ちを質問しても、いつもご家族から受けたトラウマがあります。という答えが返ってくることもあります。
それも本当の事だと思うのですが、今の状態(身体のことも含め)気持ちは一向に話されることはありません。
これも、傷が深くてお話できない、ということはわかります。
そして、それを軽くするいろんな方法があります。(ここからが本題、長かったね、前振りが)
まず、前提に、癒すのに時間がかかる、ということ
(ばななさんですら一生かかってと言っている)
そして、過去に受けたとされるトラウマでも今、目の前にある自分の身体、気持ち、感情、状況、環境、人間関係から取り組むことによって変わっていくことを忘れないでいてほしいと思います。
(これは自分自身にも自戒を込めて笑)
この事実をお伝えすると、嫌がる人、ガッカリする人、怒り出す人、不機嫌になる人が多いのですが!
大切なことです。
また、この事実を知ることでそれが気づきとなって、癒しが進む人もいると思うんです。
方法は思いつくまま書いてみますね
*身体を動かすこと・運動、ダンス、歌うこと、ヨガ、スポーツなんでも!
*散歩。人混みの中(カフェや公園のベンチなど)人の声を聞いてリラックスする。
*瞑想(鬱っぽい人、身体がフリーズしてしまう人はオススメしません、やるとしたらみんなでやるサンガとかに参加しましょう)
*自律神経を整える。早寝早起き、バランスの良い食事。
*人と楽しい時間を過ごす。よく笑うなどなど
それもうやっています、でも変わらないんですって人も続けてみてね。
もし、効果を感じられなくてもそれは悪い影響はないから。
そして、それが難しい、やっぱり人の助けが必要だなって方はぜひ、いろんなセッションを受けてみてほしいです。
それが整体だったり、アロマトリートメント、鍼、ボディワーク、セラピー、カウンセリング、コーチング、ヒーリング、エネルギワーク
自分がピンときたものを受けてみて。
そして、生きずらさを持ったまま幸せに生きることができるということ
幸せを感じる鍵は現在にあること、ということを忘れないでくださいね。
どうか癒しを逃げの道具にしてしまいませんように
さてさて、長く書いてきました。カルマとトラウマ。
自分の文章力のなさになかなか書けずにいました。
これを書いている今も、まとまりのなさを感じていますが、何事も書くこと、表現すること、練習練習、と思って書いてみました。
もし感想などいただけると嬉しいです!(質問なども!)
さて、次回は私が生きる事が大丈夫になった経験を書いてみようかな。
これも書けるかなあ?という感覚です。
書けることを祈って!
読んでくれてありがとう、愛しています