Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI23 三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.08.14 06:40

SWAY「隆臣くんの生年月日は?」




臣が口頭で伝えた。




リビング中央に置かれたテーブルの上に、自宅周辺の大きな地図を広げ、その真正面にSWAYが正座をしている。




両手を合わせて精神統一をはかる。




当事者である臣だけがすぐ隣にいて、直己や他の者達は、少し離れたソファーに並び、固唾を飲んで見守っている。




「では、始めます」




SWAYは首にかけていた水晶のペンジュラム(振り子)を取りだし、地図の上にかざした。




隆臣の消息が途絶えた、あの公園の上に持っていった。




ゆっくりと周辺を探るようにペンジュラムを動かす。




特に反応はない。




臣は地図の上をゆっくり移動するペンジュラムの先を、祈るような眼差しで凝視している。




臣「…どうかな?」




SWAY「今のところ反応はない」




公園から一キロ離れたとある町の上に差し掛かった時だった。




それまで動きのなかったペンジュラムが大きく右に回転し始めた。




つづく