Roush Museum
こんにちは。さて、レースウィークの様子をどんどん書いていきます。
今回から舞台をアメリカのミシガン州に移します。
まずは位置確認からですね。
左下の青い点が我らがReynosaです。ミシガン州は赤い点線で囲まれた部分ですね。州内の星印はMichigan International Speedwayという私のレースウィークのメインイベントが行われるサーキットです。ミシガン州はカナダのお隣さんです。航空券も安くとれたし、パックパッカー経験を活かしてアメリカを縦断してしまいました(笑)
犯罪と車の街デトロイトを州都とするアメリカでも有名な州です。デトロイトはロボコップがいる都市です。ミシガン州にはフォードの本社等があります。テストコースもあり、すぐ横を通りました。また、開発中の車両がテストと称して街中を走っていたりします。
ありがたいことに色々と都合が合い、師匠の御膝下であるミシガン州に行くことができました。まずはNASCARグッズ探しです。アンティークショップに行くと古めのNASCARグッズが売っていることがあります。ものすごく古いものから比較的最近のものまであります。アンティークショップを楽しんだ後は、ある博物館に行きます。
Roush Museum(ラウシュ・ミュージアム)です。
Roushとはフォードのエンジンチューナーのひとつです。有名なチューナーはコスワース(F1エンジン等を開発するレーシングエンジンの名門)やシェルビー(シェルビー・マスタングGT500等の名前を関した車種が発売されたりしている)がありますね。
このRoushはNASCARにも参戦しているということで、博物館では今までのNASCAR車両やオーナーであるJack Roushのコレクションが所狭しと並べられています。現在は Cup Seriesのみにチームを持っていますが、過去にはTrcuk SeriesやXfinity Seriesにも出走しており、チャンピオンも輩出しています。今シーズンは所属ドライバーは2人ともプレイオフに進出できました。
では博物館の様子を少し見てみましょう。
古い車から近年の車まで様々な車両を見ることができます。割合としてはやはりNASCAR車両が多いですかね。チャンピオンカーも当然置いてあります。ド派手な見た目のNASCARが所狭しと並んでいる空間は中々快適です(笑)
こちらはフォードGTです。新しい相棒です。嘘です、誰か私に買ってください。フォードGTは純粋な4輪車としては、世界最高速を記録した車です。
こちらは一世代前のNASCARです。ついでにこれも欲しいです。プレゼントは24時間365日受け付けています(笑)
博物館にはショップもあり様々なグッズが売られています。昔所属していたドライバーのものは、有名ドライバーであっても非常に安く売っておりびっくりしました。ROUSHのロゴが入ったシャツを買えば、社員になった気分です。
そこでいくつかお土産や自分の品を購入しました。非常にいい買い物ができました。
博物館の外にはドラッグレース車両が展示してありました。
ドラッグレースにも様々な種類の車両がありますが、最大10000馬力を超えてくる意味の分からない車です。Reynosaの近くに、アメリカ側ですがドラッグレースサーキットがあるので、秋のイベント時には行ってみようかと思います。
他には社員と思われるおっちゃんが自分の愛車を軽くメンテナンスしていました。
確か1970年代のマスタングです。エンジンなどは新しくしたと思われます。内装は基本的には当時のままですが追加で色々な計器を付けていました。おっちゃん曰く「まだまだイジッている途中さ」です。
その後のおっちゃんは爆音を響かせて出かけていきました。素晴らしい音でした。少し経つと帰ってきたので、また話に行くと「氷を買いに行っていた」とのこと。これでコンビニかよ(笑)ミシガンめっちゃええやん!!と思ってしまいました。
さすがフォードの御膝下、マスタングをたくさん見たような気がします。因みにシボレー本社はミシガン州デトロイトですが、フォード本社(私が訪れた場所)はデトロイトではありません。
最後にRoush MuseumのHPのリンクを貼っておきます。
入場無料!!ミシガンでレースがある時には所属ドライバーのサイン会等も行われます。今回も行われましたが時間の都合上参加はしませんでした。
NASCAR好きならRoushで働くのも選択肢の一つですよ?(笑)実際に日本人社員もいます。進路に迷っている人達、どうでしょうか?
今回は以上です。
次回はFlat Rock Speedwayです。