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kojinkai

中3にとっての試験の意義。

2023.08.30 01:00

夏休み、かなり膨大な範囲にわたって

毎週歩みを進めて、小テストも

繰り返してきました。


今回の模試、志望校は

ほとんど全員が西高の名前を書き、

改めて、このままでは全員合格を

決めることはできない、と

気を引き締めました。


やっぱりまだどこか本気ではなく、

気持ちはなあなあで、

絶対決めるべき基本問題への

正答率の面でもその弱さが伺え、

しかも、夏休み中の小テストでも

問うてきた内容にも関わらず、

今回の模試では解けてない、

という姿を見るに、

改めてゼロベースで考えて

ゆく必要がある気がしました。


もちろん、安定的に受かる子は

安心して見てますが、

根本的に、本気でない、

自分は特別で救われるのではないか?という

誤った幻想を持っている子も

いるように思います。


中学入試は、受かっても

通わない子が一定数いるので

実力が足りてなくとも合格する、

ということはありますが、

高校入試は甘くはありません。


判定Cラインは落ちます。

ほぼ間違いなく。


そもそも、今回C判定だったから

奮起して合格できるように

頑張ろう、というのも

間違ってます。

というより、改めなければ

なりません。


すでにそれは後手に回っています。

合格は、必然のもと手にするもので、

確率的にどうかという話ではない。

そうならば、志望校は

下げるべきなのです。


受かるか受からないか、

というメンタルは、

受験生としてはありえない。


だから、簡単なミスを繰り返す

中3の一部の生徒たちの

認識、行動の甘さを見て、

ここから先は、テストを繰り返して

何がダメなのか?を徹底的に

何度も指摘する必要があると

考えます。


こうしておけばよい、というより、

何をしなければならないか?という

思考がきちんと成立し、

必死さをきちんと感じられる

ようになれば安心できるのですが、

自分は多分特別だ、と

考えた時点で、まだまだなのです。


失敗してもよい、という見方も

ありますが、失敗マインドを

受け入れてほしくない、という

気持ちの方が私は大きいですね。


当たり前のように、

求められる水準に達するために

何をすべきかを自発的に

考えられ、合格してゆく

生徒を育てたいと常々

思っていますから。