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0. 「あなたと周りがよさよさになるレッスン」について

2018.08.14 21:35

0. プロローグ

2018年8月。

ふと、こんな問いが浮かんだ。


「もしあと1年しか生きられないとしたら、何をする?」


身体は至って元気で、余命を意識する日々ではない。

(人はいつどこで人生を終えるのかなんて分からないけれど。)

だからなのか、きっとわたしは、上手に(リアルに)「余命1年」を想像できていない。


それでも、いくつかの

「これはやっておきたい」

「これを遺したい」

というものが心に浮かんできた。


2012年の春から始めて7年目に入っている「良さcafe」。

その、本質を、遺したいと思った。


良さcafe(あなたの良さがみえるcafe)は、対話のワークショップ。

その構成やワークの中身というよりも、そこに起こる「よさよさ」(な空気感)が特徴なのだ。




よさよさ。

人と人とは、こんなに安心して、深いところで交流できるのだ。


よさよさ。

その瞬間の自分をそのままに表現して、そのままに受けとめ合える関係性っていいな。


よさよさ。

そんな関係性で一緒に何かをすることで、それぞれのよさが活かされて、チームの力が何倍も発揮されるのだ。


これが、特別なことなんかではなく、当たり前になったらいい。

すべての人と人との間が、よさよさになったらいい。


ほんとうは、それが人の自然な姿だと思うのだ。

ほんとうは、人と人との間は、よさよさでないことの方が不自然だ。


世界をすべて、よさよさに。




「よさよさ」を言葉で伝えることは、わたしにとって簡単なことではない。


その場に、自分に、「よさよさ」を起こすには何が必要なのか、ということについても、感覚的に捉えてきた部分が大きい。


けれど、もし1年後にわたしがいなくなってしまうのなら。

たとえ多くの人に伝わる文章が書けなくても、できる限りすべてをまとめたものを残そうと思った。


そして、1年後云々に関わらず、人と人との間がよさよさである世界のために、書こう、と思った。


世界をすべて、よさよさに。

〜あなたと周りをよさよさにするレッスン〜


始まります。