チャコウラナメクジ
2018.08.15 02:09
いつも見慣れたナメクジは、実はヨーロッパ原産だったなんて、最近知りました。では日本原産のナメクジは? 比較的よく見る国産ナメクジ?は、山に住んでいるもっともっとでっかいヤツがいるので、いつか当ブログでもそいつを書いてみたいと思います。
ということで、今日は外国産でありながらまるで日本の地を席巻しているようなナメクジのお話。
チャコウラナメクジは上の表に書かれているように、農作物を食べるわ、広東住血線虫を媒介するわとまったく迷惑な生き物。しかも日本どこでも自宅の庭や学校の校庭、畑に田んぼ、道端であたりまえに見られ、梅雨の時期には家の中にも上がり込んでくるいきものです。
裏庭の畑で育てていたレタスがナメクジに食べられるので、毎日塩を持ってナメクジを見つけては塩をかけていた時期がありました。ただ塩(塩化ナトリウム)は農作物に塩害をもたらすので、塩の代わりに乾燥剤の生石灰や、カリウム(塩化カリウム)という肥料をかけて退治することにしました。これでナメクジ退治も肥料撒きもできるから一石二鳥!と思いましたが、それでも次から次にナメクジは出てきます。
実はこの憎きナメクジを食べる強者がいます。コウガイビルという平べったくて長くてキモチ悪いいきものです。だからコウガイビルを見つけたら、自宅に連れて帰り、庭で育てたらいいと思います。
ただコウガイビルがナメクジを食べるお食事風景は、思い出すと食欲を無くすから注意した方がいいでしょう。コウガイビルについても、折に触れ当ブログに書いてみたいと思います。