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天竜楽市

横山八幡神社祭典

2018.08.15 05:03

8月14,15日は横山町八幡神社祭典
戦前に建造された豪華な総漆塗一層唐破風大屋台が三台曳き廻されます。

井組連屋台は昭和4年建造、大工は二俣諏訪連を手がけた平山安太郎。

三華連屋台は昭和9年建造、大工は当地横山の内山文一、彫刻は当時掛川仁藤町に「彫栄堂」を構えていた名古屋熱田区金山出身の早瀬利三郎。

朝日連屋台は昭和10年建造、大工は浜松市鴨江町の宮大工三嶽駒吉、彫刻は岡崎市康生町の堂営彫刻師中山由太郎政勝。

 昭和初期には林業と鉱業で栄えた横山町。
 当時は山間の繁華街として商店街が形成され大いに栄えました。戦前は未だ天竜川に架かる横山橋はなく、昭和中期までバスを筏船に載せて渡していました。
 豪華な屋台から往時の繁栄が偲ばれます。

 横山橋の真正面、天竜川の深い霧がかかり、ミネラル豊富な緑泥片岩層の山の斜面で栽培される「印雑131」
 茶畑にも祭り囃子の音色が届いていることでしょう。