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ベトナム旅行記④

2023.08.30 14:57

「ベトナム旅行記③」の続き。

2023.8.28


洗濯を手洗いで済ませる。


やたら静かな朝。

どうやらホテル内に他の宿泊客は居ない様子。


部屋鳴りが心地良く、持ってきた鍵盤ハーモニカを奏でてみた。


昨夜はうっかり芸人AMEMIYAのYouTube動画を一通り見て寝た影響で、

浮かび上がるフレーズはひたすらに「冷やし中華はじめました」である。

しょうがない。


今日は謎のスピーカー音源は聴けていないな。




散歩。


朝はバインミー、と順調に習慣付いてきている。

再びCOCOBOXへ行き、コールドプレスジュースを飲んでホテルのチェックアウト。


今日は荷物を担ぎながら、次のホテルへ向かわねばならない。


日差しがとても強いので、しょっちゅうボトルウォーターを買ったりカフェに入って休憩する。


ココナッツコーヒーを頼んだら、予想外にフローズンミルクなとても甘い飲み物が運ばれてきた。


ストローですすりながら、最近あたたかい物を口に入れてないことに気付く。


お昼は「Vegan Restaurant Hoi An - Nhà Hàng Chay Hội An」に入り、フォーとコムガーを頼む。


・ちなみにコムガー(com=ごはん、ga=鶏)はチキンライスのことで、海南鶏飯のように蒸し鶏がのったものから、フライドチキンがのったものまで様々。


ホイアン風のコムガーはウコンを入れて炊いた黄色のごはんに、スペアミントやタデなどのハーブ、オニオンスライスが添えられるのが特徴。


パクチー入りのスープも添えられて、コムガーと野菜をよく混ぜ、ライムを搾り、卓上の赤い甘辛調味料を足して食べる。


・フォー(pho)はベトナム定番料理の一つ。お米からつくられたライスヌードルで、もやしや千切り野菜、バジルやパクチーなどの香草、肉をトッピング。


両方ともveganだと、肉の部分がtofu skin(湯葉)を揚げたり炒めたもの、豆腐の揚げ団子、キノコが入っているものが多い印象。



ここのスタッフの若い女の子が、片言の日本語で案内してくれた。


「上手だね」と言うと、

恥ずかしそうに「まだまだです」と答えて奥に入っていった。


ニュアンスまで上手である。


エアコンの効いた小部屋の壁に、たまたま家にある布と同じものがかかっていた。思わずくつろぐ。

初めてのフォー。

こちらは揚げエノキが入っていて、コショウが効いたスープ。



外へ出ると急激に曇り空になり、街の人たちの様子が変わる。


色々な勧誘もそこそこになり、店頭にビニールや段ボールをかけたり、バイクの人達は透明のカッパをかぶり始めた。


大粒の雨から、バケツをひっ切り返したような急激なザン降りに変わり


歩き途中だった私たちは、適当に雨宿りをしていた。


そうすると

今度はカッパ売りと傘売りが大雨の中近寄ってきて声をかけてくる。


この商売精神、根性、すばらしいと思う…



ようやく小雨になって


旅の後半の宿「サンシャインホテル」へ。


前半に過ごしたトゥボン川沿いからは歩いて20分ほど。


タクシーはほとんど使わず、よく歩く毎日だ。



少し休んだ後に、雨があがって

涼しい夜道を歩く。



近くで両替を探しながら歩いていくが、なかなか見つからない。


結局、ゴールドショップの多い旧市街へ辿り着いてしまった。



さすがに新しいご飯屋さん開拓をしたくて、

「Chickpea Eatery Vietnamese Vegan Restaurant」というveganレストランに行ってみた。

料理名わすれた…

中に、芋?大豆のマッシュ、炊いた小豆とヨーグルトの酸味が効いたクリームが入っている。

なんだこの美味しい食べ物は…


ライスペーパーでくるんで頂く、バインセオ。

タレは胡麻。




ここのベトナム料理は創作性があって、一つ一つがたいへん感動的な美味しさであった。

ぜひまた訪れたいし、 Vegan Cooking Classにもいつか参加したい。


とりあえず滞在中には必ず、また来ます。

ごちそうさまでした。

サイゴン。


つづく