Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi

胃の疲れ感じてませんか?

2023.08.31 07:29

まだまだ暑さの続く毎日。今日は8月最後、夏休みも終わるのに、異常な暑さです🥵

体の疲れと共に、胃腸の疲れも出てくるかと思います。

気を付けてはいたものの、食欲が無くなり、冷たくてさらっとしたものしか食べれないという夏バテ気味の方が増えてきました。

アーユルヴェーダでは、夏は消化力が下がる時といわれているので、食欲が減るのは普通のことです。消化に軽い、優しいものを選ぶようにしましょう。

しかし、本当に人それぞれだなと思うのが、暑さでカロリー消費してお腹空きます!という方もいらっしゃること。本当に面白いなと最近思っています。


一般的なことではなく、まずは自分のアグニの状態がどうなのかを知り、それに合わせていくことが大切です。


アーユルヴェーダでは、アグニの状態を4つに分けます。

〈アグニの状態〉

①サマアグニーバランスが取れた良い状態

②マンダアグニー遅くて弱いため、胃の重さを感じ、食欲がない。

③ヴィシャマアグニームラがあり、お腹がすいたり全然平気だったりする。食事を飛ばしたり、逆に爆食してしまうことがある。

④ティクシュナアグニー速くて強く、鋭いため、すぐにお腹がすく。胃のムカつきや熱さを感じたり、炎症感がある。便がゆるくなる。

この4つの状態があります。


理想は①サマアグニです!常にバランスが取れた状態で、胃の重さや熱さを感じず、次の食事の時に自然とお腹が空きます。

しかし体質により、乱れやすさも変わります。

ヴァータは、③ヴィシャマアグニ

ピッタは、④ティクシャナアグニ

カパは、②マンダアグニ

になりやすいです。


アグニは、弱いのはもちろん強すぎても良くありません。

弱いと消化しきれなかったもの(未消化物=アーマ)が溜まり、元気がなかったり、様々な病気につながります。

強いと胸やけやゲップ、酸の味がして、体の中に焦げが残る状態。それが少しずつアーマとして溜まっていきます。

解決法としては


②マンダアグニー遅くて弱い

・生姜や胡椒など刺激のあるスパイスを摂る

・クミン、コリアンダー、ファンネルなどの消化力を上げるお茶を飲んだり、料理に取り入れる

・消化に時間のかかる、大きな魚や肉は少なめにし、玄米より白米を食べる

・温かくて、柔らかいものを食べる

・揚げ物など脂質の多いものは控える


③ヴィシャマアグニーむらがある

・食事の時間を決めて、規則正しく食べる

・食事の量も一定にする

・肉のスープなど、栄養があり温かいものを食べる


④ティクシュナアグニー速くて強い、鋭い

・空腹すぎる時間ができないように、お腹が空くなら食事回数を増やす

・一回の量は少なめにする

・辛いもの、酸っぱいもの、塩辛いものは避ける

・アルコールやカフェインを控える

・熱すぎるものも控える

おかしいなと感じたら、今の状態を確認して、上記の対策をやってみてください。


アグニが整えば、病気知らずになれます。

でも毎日変化するのがアグニ!

どのタイプでも食べすぎないこと

これが一番大切で難しい。

アグニ整えて、元気に夏を過ごしましょう。


東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi

本場インドで学んだアヴィヤンガ&シロダーラをお試しください。

詳しいメニュー、ご予約はこちら↓↓