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真実に向き合う

店頭の多くの化粧品 #番外編

2023.08.31 09:15


✨今こそアクションを!✨


海の向こうの多くの問題があることは知っているが

それよりも壁の背後にある事実をお話します・・・

なるたけ堅苦しくなく、そしてプラスチック問題にちょっとだけ、

耳を傾けて頂けたら嬉しいです🌱



わたしたちが当たり前のように使っているものは、

すべてお店やネットで買うことができますよね。

しかし残念なことに私たちが恩恵を受けている消費社会の裏側には、

環境破壊や人権侵害、生物多様性の喪失など、多くの問題が潜んでいます。



このまま放っておけば無知で愚かな人間で

溢れえらいことになっていくんじゃないかって💦(既になっている)


環境問題への意識やアクションが、

先進国で最も低いとされている日本。


しかし最近では、「ELLE」や「VOGUE」などのファッション誌が、

環境に配慮したエシカルファッションや

持続可能サスティナブルなライフスタイルを紹介するほど。


SDGsに取り組んでいきたい話をお客様に言うと、

「あ、それね」と面倒くさい人みたいな顔をされる・・・😅


海外ではもう既に日本以外の先進国の多くでは地球環境に視点を持つことが

「クールでお洒落」というイメージになっているとのことです。


そんな中、日本人が行動し始めているのがマイバック持参

(ダイソーで見るとのビニール袋がめちゃ売れてるんやけど😅)

ペットボトルの削減、ゴミの分別など。大元はプラスチックですよね!

そう家の中を見渡せばプラスチックだらけなんです。


家電、小物、プラスチック繊維の衣類(ポリエステル)もなんですよ。

驚くべき事実がもっとあり、ここでは書ききれませんが、

プラスチックがなければ生活は成り立たないといっても過言ではない・・・ 


この5年間半年に一度、大量の物を断捨離をしていい気分になっていましたが、

これは間違いだと考えなおしましたよ、もう。

そのゴミはどこにいって、最終的にはどうなるまで全く考えていなかった。


そして見落としている盲点が多くの女性が費やしている「美容品」

メイクなど化粧品。美容業界の動きはどうなっているんや⁉️ですよ


美容市場は巨大で理容市場は6,287億円(99.2%)

美容市場は1兆4,966億円(99.5%)巨額過ぎなんですけど・・・


ゴミの現状としては美容・パーソナルケア業界は毎年1200億個近いパッケージを生産しており、こうした化石燃料由来のボトルやカバーなどのプラスチックごみの91%弱が一度もリサイクルされずに海やゴミ捨て場に山積みだそうです。


さらに残念ことに、

店頭に並ぶ化粧品やスキンケア製品の多くには

動物実験が行われた成分、石油界面活性剤、マイクロプラスチックが含まれているんです・・・😨😔


マイクロプラスチックとは、

一般的に「水に溶けない5mm以下のプラスチック粒子」のことを指します。


↑上記は「一次マイクロプラスチック」  🌏環境省より

と呼ばれる化粧品類の基材に含まれるマイクロプラスチックです。

主には、スクラブ入りの洗顔料等に含まれるマイクロビーズや、

メイクアップ製品に含まれる装飾用グリッターなどが、

マイクロプラスチックとして配合されていることが多いのです。


これらを洗面所から流すと、下水処理のフィルターを通り抜け、

河川から海洋に流れ出てしまうことになります。


そしてプラスチックの本当の恐ろしさは環境だけではなく

人体にも影響があるってこと😨


「分泌攪乱(カクラン)物質」という血流にまぎれ込み

本物と似た動きをする。


その作用はゆっくりと、着実に身体に長期的な混乱を及ばすそうで、

特に胎児や子供、妊娠中や産後などのデリケートなタイミングでよりいっそう有害となる。


弱者だけではなく、

喘息、新生児の神経発達異常、不妊、肝機能障害、肥満、

そして乳がんなどとの関連も疑われる・・・  フタル酸エステルといわれるやつ



マイクロビーズはスクラブだけのイメージがありましたが

実はスクラブ意外にあらゆるメイクアップアイテムには、

基材としてマイクロプラスチックが含まれています。


佐々木ジャーナリストーリストの記事からよると、

「マイクロビーズの環境問題とポリエチレン末、ポリエチレン、

ポリプロピレン以外に、プラスチック成分の表記名があれば、

どういう表記か?について、どういう取り組みをしているか」

ブランドに質問をしたそうだ。


パルファン・クリスチャン・ディオール、ケンゾー パルファム、パルファム ジバンシイ、メイクアップフォーエバーなどのブランド→「取材は受け付けていません」

エレガンス、ポール&ジョー ボーテ、エクシアALなどのブランド計208製品でマイクロビーズが入っているアルビオンや、カバーマーク、パピリオなどのブランドで入っていたピアス、メイベリン ニューヨークなどのブランドで入っている日本ロレアル、ホーユー、ナリス化粧品、ライオン→「無回答」 


日本ではマイクロビーズの規制は一切しておらず、野放しの状態であり、結局のところ私たち消費者にとっていちばん必要なのは、真実を見極めるための正しい情報を得ること。


なにか社会課題に向けたアクションを起こしたいと思っているならば、まずは知ることが大切です🍀


プラスチックゴミは、なかなか自然分解されません。

河川や海洋に投棄された大きなプラスチックゴミは、海洋生物が誤って食べてしまう。

インスタでは投棄された網に絡まっているウミガメ救助をよくみます😭🙏


さらに、投棄されたプラスチックゴミは紫外線や波の影響で劣化し、小さなサイズのマイクロプラスチックになる点も大きな問題。

マイクロプラスチックは化学物質を吸着するため、それを取り込んだ生物の中で化学物質が濃縮され、魚を食べる人体にも影響を及ぼす可能性も指摘されています。 

🌏環境省より



つまり

洗顔剤などに使われている微細なプラスティック粒子「マイクロビーズ」が下水処理を通り→川→海に流出し→海上ではマイクロがキラキラと光るそうで海洋生物がエサと間違って食べるそしてその魚を私たちが食べている・・・ ってこと。



海と人間は深いつながりについて

『地球が誕生して10億年くらいがたったころ、最初の生命がようやく「原始の海」で生まれたといわれています。そのころの大気中には酸素がなく、生命は陸上で生きていくことはできませんでした。

酸素をつくりだしたのは海の中の生物たちです。生命が進化して、やがて酸素をつくりだす生物が海中で生まれ、それらの生物によって地球の大気の組成が変わってきました。そしてついに生命が水から出て、陸上で生きていくようになったのです』


地球に海があったからこそ、わたしたちも生まれることができました。

生物は海と深いつながりをもって生きているのです。ところが人間は便利さや豊かさをもとめるあまり、海を汚し環境を破壊してきました。

それに気づいたいま、手おくれになる前に海を救えるのもまた、わたしたち人間です。海をよく知り、海がかかえている問題をひとりひとりが深く考えてみなくてはなりません。   🐬日本海事広報協会記事より


やれることです✨🙋‍♀️


化粧品の成分もだけど、それを覆っている使いすてな包装紙、容器にもちゃんと取り組んでいる企業さんも増えてきていますので「そういったお店があるよ!」とかポジティブアクションをしていくことが大、大一歩✨🐢


この大きな壁の向こうにある、見えないものを見ようとする力を持ってほしいのと、

今、目の前にあるものを通して、それを作ってくれている人たちや運んでくる人たち、

その仕組みを想像し、遠くの人や環境に配慮する社会になっていくこと。


これがエシカルだとピープリーツリーのアンバサダーも務めている里花さんの言葉が印象でして。


ホント目に見える事ばかりにフィチャーしがちな私たちですが、見えないものを想像していくことが潜在意識に届き、行動が伴い変えていくんだと思います。


まずはいつも通っている、或いは探している美容サロンでマイクロプラスチック問題を知っているか聞いてみるアクションも素敵だと思いますよ♡✨


追伸🍫🫖ピープリーツリーのフェアトレードチョコレートなど仕入れできるようになりました✨ 




お薦め気になっているメイク&日用品

ZAO

商品の入れ物が全てバンブー(竹)からできているのが大きな特徴です。しかも中身を入れ替えることができるので、入れ物は繰り返し使用することができます。もちろん成分にもマイクロビーズは使用しておらず、100%自然由来のものを使用しています。



エコストア

自然豊かな国・ニュージーランドで1993年に誕生したホームケアブランド。 原材料の調達から製造にまで徹底的にこだわった、100種類以上のアイテムが展開されています。私はスーパーライフで購入しています。



LUSH  大手のラッシュさん。植物由来のものしか使用せず、ヴィーガンにも対応しているスキンケアブランドです。プラスチック包装紙などは使用せず、また容器の回収などを行っているLUSHですが、ボディパウダーや入浴剤などで使用するラメにも自然由来のものを使用しています。



#4 最終章サスティナブルビューティ、エシカル活動なことに続きます





お薦め本

プラスチックを使わない製品を売るオンラインストアを発想し、実践した夫婦による著述である。自分たちのライフスタイルや価値観を守りつつ、同時に環境負荷の低減に貢献できるような仕事を探し求めていたし、プラスチックの削減は極めて優先度の高い問題だった。

「プラスチック・フリー」は、言わば最終的なゴールだ。到達は難しいが、重要なのは、そこに向かおうとする努力。プラスチックの有害な汚染を排除しようとする努力が切実に求められている。プラスチックはあらゆる生物の健康を脅かす可能性があって、その汚染は地球の隅々まで広がっている。

「プラスチック・フリー生活」 より