終戦記念日にライブをやる
はいどうも。
今日は新宿Motionさんでライブをやらせて頂きました。
セットリスト
M1.灰色の男
M2.75
M3.はみがきの唄
M4.くそったれ
M5.Mr.Avarageman
15日は、終戦記念日である。
ライブ中にも、黙祷の時間を勝手に頂いて、黙祷を行った。東、日中は忙しくて、正午の黙祷は出来なかったから。
何か政治的な主義主張があるのか?と言われるとそんなものは一切ないのだけど、単純に今この世の中で、ある程度好きな事をやらせてもらえる、まっとうに何かに憧れて、それに取り組んで、そういう諸々のことを強要されるのではなく、自分の判断でできる。
その事実自体が非常に尊い事だし、それが誰のお陰?と聞かれれば、僕は間違いなく自分たちの先祖のお陰、と答えると思う。
原由子さんが昔エッセイで、ラブソングを当たり前に歌えることが幸せ、と書かれていたことを覚えている。その通りだと思う。歌いたい唄すら自由に歌えなかった時代が、実際に存在したのだから。
だから僕は、例えば死んだ爺さんが今の僕を見たときに、『ヨシヨシ、頑張ってるな!』と思って貰えるようには立ち振る舞いたいと思う。くそくだらない閉塞で悩んで、そこそこにいろいろなものに満たされているはずなのに、夢も希望もないような顔して毎日を過ごすような事はしたくないし、もしそういう人がいたときに、僕らの唄を聞いてもらって、ほんの少しでもヨシヨシな感じになってもらえれば、最高に幸せなのだ。あなたたちの過ごした未来に、僕たちは胸張って生きてます!って言えたら、かっこいいんじゃないかな。
音楽そのものに、何かを劇的に動かす力は、正直に言って無いと思う。
じゃあ何を動かすのかと言われれば、心を動かす。魂を動かす。そして動いた心でもって、
人間そのものが少しずつ変わっていく。
最低限、それで十分な気がするんだ。