精油(エッセンシャルオイル)ってなあに?
小さな小瓶の中には、一体何がつまっているのでしょう?
香りの元は何なのか、どういう働きをするものなのかをお話しします。
精油の定義
精油(エッセンシャルオイル)は、
植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、
樹脂などから抽出した天然の素材です。
有効成分を高濃度に含有した
揮発性の芳香物質です。
精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、
アロマテラピーの基本となるものです。
(公益社団法人 日本アロマ環境協会)
森の中を歩いたり、
食材であるハーブやスパイスが香りを放ったり、
花の香りを楽しめるのは、
揮発性の芳香物質が自然と漂っているから。
その揮発性の芳香物質は、
植物によってニオイや機能(心や体、環境に及ぼす作用)が植物の種類によって違うので、バラの香りを嗅げばうっとりした気分になったり、ミントの香りを嗅げば、眠気が覚めたりするんですね。
しかも、精油(エッセンシャルオイル)は、
植物の中から高濃度に抽出した有効成分を
含む化学物質が数十~数百種類集まって
できた有機化合物なのです。
高濃度ですよ!!
また、100%天然の植物から抽出されていて、
人工的な物質ではありません。
そして、その芳香成分に何かを加えたり、
何かを取り除いたりもしていません
※ 取り除いている場合は、取り除いた物質の表記が必要になります。
ナチュラルなので、体にもやさしい、
そして、私達の心や体に働きかけて
作用をしてくれるアロマテラピーを
利用しない手はありませんよね。
とはいえ、正しく使わなければ
危険を伴うものでもあります。
有効成分が高濃度とお伝えしましたが、
良い食べ物も偏った採り方だったり、
食べすぎたりすると逆に体に
良くないのと同じように、アロマも
安全に、効果を最大限に発揮できるように、
ご利用時には必ず注意事項を守りましょう。
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