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さいたま自死遺族の集い*星のしずく

喪失のダイアローグ

2023.08.31 21:01

昨夜はスーパームーンだったそうですね。


お空の子つながりの天使ママさんからお知らせがあり、それなら夜の小走りトレーニングで全身月光浴をしようかと外へ出ると、玄関先の有ちゃんのミニ薔薇が(生前お小遣いでプレゼントしてくれた)…直径1.5㎝ほどの超小粒で開花していました。



満月に照らされ、珊瑚ピンクのほんのりとした輝きが愛おしく、切なくなりました。


一昨年前、茎があちこち虫にやられたために、かなり剪定したので全体的に小さくなってしまい、挙句… 今年の酷暑で一部枯れてカサカサになっていました。

が、なんとか持ち堪えて、偶然にしろ満月の夜に開花。


あまりに小さいので蕾の段階でも気づいてませんでした。


(よく見るともう一個蕾を発見👀…それもとても小さい)



📷夜の小走りトレーニング中のスーパームーン(2023.8.31)



嬉しい反面、こういう場面に出くわすと、やっぱり考えてしまいます。



有ちゃんも、なんとか乗り切って生きて居て欲しかったなぁと。


母親の私がSOSを見逃したのだよな…(そして家族皆気づいてあげられなかったね)

家族も、それ以外のみんな…周りの誰も。



こうした考えを巡らせて、巻き戻せないことに藻掻き苦しみ、暫く撃沈するというパターンの繰り返しが事後4~5年くらいまでの私だったのでしょうが、今は違うように感じます。


普段は平然としたような顔で生活していても、ほらね、やっぱりちゃんと悲しいし、悔しいし、自責の念も(鎮静化なのか沈静化なのかにしろ)抱えていることで、亡き子への想いを再確認し続けているという感じです。


それでホッとしたり… 



けれど忘れてしまったものが一つ。


それは『あの子の匂い』です。


声はまだちゃんと思い出せます。

なにか尋ねて同意するときの『うん♪』という返事が、鈴を転がしたようなかわいい声でした。(マミーのハスキーボイスとは似てなかったな)



📷有ちゃんの部屋から。。今朝のスーパームーン(2023.9.1)




少~し先の予定を立ててみました。


乳がん全摘術後の補助治療、経過観察中の身でもあるので、余程先の予定は意識して入れないようにはしていたのですが。


以前ブログでも紹介した中森あかねさんと他アーティストによる企画展『記憶をほどく、編みなおす』の会期中一日だけ行われるという、一般公開の集いです。


2023.10.28(土曜日)開催、『喪失のダイアローグ』に参加予約申込しました。


とはいえ、何が起こるかわからない経過観察中の身ですので、正直不安もありますが。

でもそれは闘病中の人でなくとも、誰の人生にも言えることですよね。


彼の世と此の世の隔たり感が薄れている現在、良いか悪いかは別として以前より「いきやすくも感じる」今なのでした。

星のしずく*管理人




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