YOKATTAプロジェクト - JCデー(8月例会) 三ツ又池公園 2018/8/5
2018/8/5(日)に弥富市の三ツ又池公園にて、一般社団法人 海部津島青年会議所主催の"JCデー8月例会「未来へつなげるYOKATTAプロジェクト〜想いを集める、想いをつなぐ、想いを放つ〜」"が開催されました。
日中から地元メンバーでのダンスステージと様々な出店があり、夕方には吉本興業の芸人「レギュラー」さんの漫才ステージがあり、最後にはメインイベントとして未来船(牛乳パックでつくった船)を池に浮かべるというイベントでした。
協働がテーマのプロジェクト"YOKATTA" 【主催者インタビュー】
主催している海部津島青年会議所のメンバーであり、今回の例会の実行委員長である中川 翼さん(40)にイベントの詳細をインタビューにて伺いました。
- (コジロウ)今回はどのようなイベントなのでしょうか。
(中川さん) 今回の催しは、"イベント"というよりは、あくまでも私たち海部津島青年会議所の8月例会という位置付けです。今回が最初で最後であり、私が立ち上げたものです。
私たちは海部津島青年会議所の中で「地元愛溢れる海部津島創造委員会」という委員会を運営しており、その一環として自分の町のために行動できる市民、自分で考えられる市民を確立していくために必要な場として今回の例会を企画しました。
- プロジェクトの"YOKATTA"というのは何でしょうか。
私たちは主に海部津島のエリアを対象にして活動しています。
その海部(あま)エリアに属する市町村というのが、弥富市・大治町・蟹江町・愛西市・津島市・飛島村・あま市となりますが、この各市町村の頭文字を並べると"YOKATTA"になるんですね。
「良かった」という意味で用いて、"海部に住んでいて良かった"とか、"良かったところを見つけた"とか感じて欲しいなって思って名付けたプロジェクトです。
- 具体的にはどのようなイベントが?
目的に沿って、市民の皆さんが楽しみながら行動をおこし、町のことを体験して知るという仕掛けにしています。
スタンプラリー形式になっていて、イベントや出店などを体験していくとスタンプがたまり、芸人のレギュラーさんと記念撮影ができたり、体験イベントの中で自分の夢を描いた未来船を作ることができます。
-未来船というのがメインの催しの1つになっていると思いますがどのようなものなのでしょうか。
これは、牛乳パックとトレーで作った船で、中にろうそくを灯します。
牛乳パックには、子どもたちを中心にして自分たちの夢を描いてもらいます。
海部津島には木曽三川など河がたくさんあります。その地元の重要な資源である河に対して夢を宣言し、踏み出して欲しいという願いで企画されています。
地元への感謝であったり、地元のために自分ができることは何だろうと考えてもらうきっかけにしてほしいです。
- どのようなメンバーで運営されていますか?
実行委員36名で運営しています。青年会議所のメンバーとなりますが、自営業者、市議会議員、公務員など30代後半のメンバーを中心に20〜40歳の構成です。
私自身は愛西市で「エールブランシュ」というケーキ屋を営んでおり、3年ほど前に青年会議所に所属しましたが、40歳を迎えて今年で卒業となります。
今回の8月例会は地元との「協働」をテーマに活動していて、市民の皆さんと一緒にやって作り上げてきました。ダンスチームなどのステージ出演者は80名以上の協力を得ていますし、多くの出店やスタッフもあり、100人以上の地元協力者と連携してやっています。
- 弥富市での開催となりましたが、どのような経緯でしょうか。
私自身は実家が弥富にありますので馴染みがあります。この町の好きなことを市民の皆さんと一緒にPRしていきたいという思いがあるんですね。
それで海部津島の様々な場所を回ったのですが、弥富市の皆さんはとても暖かくて協力的で、この三ツ又池公園という施設もとても気に入りまして、芝桜まつりで最終チェックをして、ここでの開催を決めました。
- ありがとうございました。例会、楽しませていただきます。
ダンスチームがキレキレのステージ!
YOKATTAステージでは弥富のダンススクールYATOXILEや、弥富北中学校ダンス部、リズムなぎなたなどがキレキレで披露されました。
写真中心となりますが、ステージの熱気を感じてください!YATOXILEと弥富北中学校さんの1枚目はYoutube動画になっています。
■YATOXILE
■弥富北中学校ダンス部
■リズムなぎなた
所狭しと並ぶ出店の数々
たこ焼きやわらび餅、各種体験コーナーなど多くの出店も会場を盛り上げました。
暑い中でしたが、多くの方が行列をなして出店を楽しんでいました。
レギュラーさんステージ&未来船
吉本芸人の「レギュラー」さんが登場すると会場は超満員でした。ステージ前の椅子エリアには収まりきらず、多くの方が立ち見。
音響がとても良くて、レギュラーさんの漫才の声がとても聞き取りやすいステージでした。
そして、未来船イベント。
牛乳パックとトレーでできた未来船が多くの子ども達の手によって特製滑り台を滑って三ツ又池に流されていき、ほのかに灯ったろうそくの火を灯して浮かんでいました。
地元で楽しみ、地元を知って行動する
今回が最初で最後というこのYOKATTAプロジェクト。
一回限りというには大変惜しい感じがしますが、その思いである「協働」や「地元のために考えて行動する市民を」という部分はボクも強く共感しましたし、海部津島青年会議所の皆さんはもとより、地元市民のボク達もこれは続けていくことができます。
地元の良い点(海部でYOKATTA!)がどこにあるのか。
それを守り育てていくにはどうしたら良いのか。
そんなことをボクも考えながら、こうしてこれからも記事を作り、みなさんが行動するきっかけ作りを少しでも多くやっていきたいって思いました。