Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

想いをカタチに。

2018.08.16 15:48

今一度、振り返ってみた。


18歳の田舎育ち。青臭さしかなかった少年が美容師という世界に足を踏み入れて、髪の毛を通じて人を幸せにしたいという想いでいつのまにかその仕事に魅了され、生涯をかけていきたいと誓い、美容師という仕事が誇りになって、今年で早11年目。


僕は最初、美容師というものにキラキラしたものや、憧れといったものはなく、ただ


髪の毛って面白いな。


髪の毛を触ってるときの感覚が好き


というフワッとしたイメージしかなくって、


ただ、友達の髪の毛をワックスでセットしたりするのが好きだった。


元はといえば、美容室嫌いな奴でした。笑


髪の毛の悩みって伝えるのが本当に難しい。


例えば、身体の調子が悪かったとします。


病院に行きますよね。

お医者に、身体の調子について聞かれて、

答えます。


モヤっとした伝え方でも、病気の種類を特定し、それを治すお薬を処方してくれて、

どういうタイミングで服用し、どれくらいの効果が、いつまでに出るか。個人差はありますが。


これって美容室に足を運んで下さっているお客様と似たような感覚があって、


美容室はお客様(病院でいう患者様)を診断して(カウンセリング)

それを治すものを処方(提案や技術)

その先のビジョンを見せる(経過を伝える)


先ほども言ったように僕は学生時代、美容室が嫌いでした。


上記の事が行われていない事がとても不満だったから。


多分相当細かい人間なんです僕って。笑


悩みに気づいてくれない。


かなり気を遣ってなんとか返していたが、何て返していいのか分からない美容師側のプライベートな会話。


ねっ。細かいです。


でも僕が美容師になったなら、悩みを解決する為の時間を目の前の人達とどう過ごしていけるか。を考えていました。


その為には技術がいる。

接客の時に相手から引き出す力がいる。

伝える力がいる。

体力、気力がいる。

ウンチクだろうと知識もいる。

人生経験などもあった方がいいだろう。


とかこの他にもまだまだ沢山のものがある。


そういうものを全て限られた時間でパフォーマンスとして提供するのがこの仕事なんだ。


僕は魅了された。こんなに沢山の事柄をたった1時間、2時間で出来るものなのか??と。


そう思うと僕がこの美容師という仕事に夢中になるまでに時間はかからなかった。


今でも根底にあるのはいつだって


後悔しない一期一会の人と人の関係創り。


僕が練習不足のせいで、知識を得ていなかったから、意識の低さから集中力、気力に抜けが出てしまって、ミスした事などの経験を次に活かす事ができていなかったから。


様々な理由で、人悲しませる事だってある。


後悔しても、もう遅い。


今日という日は今日しかないのだ。


僕が美容室を好きになってきたのは、もうちょっと先の話にはなるけれど、

今は好きです。


嫌なものが多くを占めていたからこそ、

本当に好きなものになれたんだと思います。


好きにしてくれた全てのきっかけが原点です。


だから僕の美容師の原点は1つじゃない。


数々の感動が全て僕の原点。


それを沢山のお客様に届けたいと思います。


技術で、言葉で、身振り手振りで、


僕は、技術者、表現者でありたいと思います。



これから新たなステージが意識に芽生えてきて、カタチを成していこうとしています。


29歳の僕。


もっとやれる。まだまだやれる。


もっと。もっと。もっと。


まだまだ情熱を燃やしていきたい。


同じような志で目指し続けていきたいと思う仲間達と一緒に、作り上げていきたい。



気持ちの高まりでまとまりはない感じにはなるけれど、



ここより始まろうとしている。






夢と情熱に無限の余白を。