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Friend of the Earth

アーユル小話〜6つの味をそろえよう〜

2018.08.17 11:50

お腹はいっぱいなのに、何だか物足りない。


こんな風に感じたことってないだろうか?


それって量は足りていても、『味』が足りていないのかも。


満腹感と満足感って実は違う。


そんな時は直前に食べた食事の味の数を数えてみよう。


空腹を満たすのと同じくらい、食後に感じる満足感も大切なのだ。


アーユルヴェーダでは1回の食事に6つの味を含めることをおススメしている。





今でいう、栄養学(ビタミンやミネラル、タンパク質、脂質とか)の概念ができるずっと前に、既に栄養バランスの概念があった。


じゃあ、6つの味ってなんだろう?


①あまい

②すっぱい

③しょっぱい

④辛い

⑤苦い


ここまでは割と簡単に思いつく。


残りの一つは・・・⑥『渋い』


それぞれの味にはそれぞれの効能があり、バランスよく味わうことで心身のバランスが整いやすくなるとされている。



<甘味>体が滋養され、喜びを感じる。体を肥えさせる。体を冷やす。米、全粒小麦、牛乳、精製されていない砂糖、純粋な水など。卵や肉などのタンパク質もこれに分類される。



<酸味>食欲や唾液の分泌を増す。心臓を強くする。口をさっぱりさせる。レモンなどの柑橘類、酢、梅干し、ヨーグルト、チーズなど



<塩味>消化を促す。食べ物をおいしくする。動的なエネルギーを与える。岩塩や海塩などの自然塩、漬け物、醤油など



<辛味>感覚を鋭くする。経絡の通りをよくする。分泌を促す。生姜、大根、こしょう、わさび、マスタード、唐辛子など



<苦味>血液をきれいにし、体を丈夫にする。体に蓄積した余計なものを取り除く。葉もの野菜、ゴーヤなど



<渋味>乾燥させる。収斂作用。味覚を鈍らせる。豆類、緑茶、紅茶など。



できるだけ6つの味を味わえるメニューを選んで、心身ともに満足感のある食事を心がけると暴飲暴食も減るかも。



なんだか難しそうな気がするけど、そんな時は伝統的な和食を思い出してみよう。


脇役にされがちな薬味が結構重要だったりする。



例えば・・・

《和定食》

ごはん(甘味)

お味噌汁・焼き魚(塩味)

青菜のおひたし(苦味)

きんぴらごぼうに七味唐辛子を加えて(辛味)

酢の物(酸味)

お茶(渋味)


《そば定食》

そば(甘味+渋味)

そばつゆ(塩味)

ネギ・大根おろし・わさび(辛味)

梅干し(酸味)

青菜のお浸し(苦味)

果物(甘味)

お茶(渋味)


などなど。


ざっくり分けたけど、『ひとつの食材=ひとつの味』とは限らない。


複数の味を含んでいるのが殆ど。


例えば果物なら、『甘味+酸味』てな具合に。


難しく考えず、自分の舌で色々楽しみながらやってみよう。


もっと細かい話をすると、消化の軽さ・重さなどの性質も出てくるのだが


ひとまず今日は『味』をそろえてみましょー


結局のところ最も大切なのはバランスです。


気候・身体の調子に合わせて上手に食事をとって不調とおさらばしましょう。