『ラオスにいったい何があるというんですか？』を読了

マニラで過ごす日曜の朝に村上春樹さんの『ラオスにいったい何があるというんですか？』を読了！

昨夜一緒に食事をした高木さんが「ラオス、本当にいいですよー！」とおっしゃって、この本も勧めてくれたので早速読んでみたというわけです。

村上春樹さんの本は久しぶりに読みましたが、読み始めた瞬間に一気に本の世界に引き込まれる感覚は心地良いですね。

そして、村上さんが本書の中で、「あらためて考えてみて、ラオスという国について自分がほとんど何も知らないことに気づく。これまでとくにラオスに興味を持ったこともなかった。それが地図のどのあたりに位置するのか、それさえろくに知らなかった。あなたもおそらく同じようなものではないかと、僕は（かなり勝手に）推察してしまうのだけれど。」と書いていたように、まさにそんな感じでした。さすがにどのあたりにあるかは知っているけど、、、笑

そして、昨日、高木さんもラオス料理を絶賛していましたが、村上さんも「ラオスの食事はなかなか美味しいですベトナム料理とタイ料理のちょうど中間あたりで、日本人の口に結構合うのではないかと思う。」と書いていて、ますます行ってみたくなりました。

本書はラオス以外に、村上さんが訪れた、アメリカ（ボストン）、アイスランド、アメリカ（オレゴン州ポートランドとメイン州ポートランド）、ギリシャのミコノス島、ニューヨーク、フィンランド（ヘルシンキ）、イタリア（トスカーナ）を舞台にした紀行文ですが、僕自身はニューヨークとボストン、ヘルシンキ、ミコノス島くらいしか行ったことがなく、もっともっといろんなところに行きたいなー！旅行行きたいなー！と思わされたマニラの朝です。

さて、、、これから空港に向かって、日本に戻ります！