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楽器

2018.08.18 05:40

池尻大橋へ向かう電車に乗っている。


今日はリペアに出していたTaylerのエレキガットを受け取りに行く。


池尻大橋にはL's TRUSTというギター工房があって、そこの祥平さんにいつもお世話になっている。


祥平さんが作ったベースのプリアンプを愛用してるし、エフェクターの修理とギターの調整、この前は一緒に秋葉原に行ってパワーサプライの材料を選びに行った。


せっかく作るなら、機能も自分用にできるし、デザインも自分好みのものにできますよ、とのことだったので、どれどれ試しにやってみっか、くらいの感じだったけど


選びはじめたらめっちゃくちゃ楽しかった。



秋葉原こそ用事がないといかない街だが、電気街はメイドがひしめいている、というわけでもなく、どちらかというと昭和の香りが満ち満ちていた。


電気系のパーツを取り扱ってるお店、たとえばスイッチだけ大量に置いてあるお店とか、エフェクターの箱だけ置いてあるお店とか、ネジのお店とか。


そういう、ある意味マニアックな専門店が、近代化された日本の主要都市に、まだまだ存在している。




一番思い出として強いのは、スイッチONのときに点灯する電球をデッドストックのものにしたこと。


たまたま寄ったお店にとても好きなデザインの電球があって、店主によると加工の難しさからもう製造してない、とのこと。


そういうの使うと取り替えがきかないからねえ、と言われて、普通ならやめるか、となるところだが


今回は自分専用のものを作るんだから、むしろそういう出会いを製品に込めたい、と感じたので、それを買うことに。


あのあとまだ誰も買ってなかったら、あのお店にあと2個残ってる。


物というのは自分の人生より長く時を過ごしていることもある。


そういう物とこれからを過ごすのは、なんだか面白そうだ。




エレガットの話に戻るが、Taylerといえばアコギの方が断然有名だ。


たまたま立ち寄った楽器店で出会ったギターだが、弾いた音に心を洗われるような気持ちになったため、購入を決めた。


楽器はわりとセカンドハンドのものが好きである。


定価より安い、というのもあるが、新品よりも落ち着きがあるからだ。


不思議と、前の所有者のことは気にならない。


前の所有者がどういう人だったとか、どんな理由で売りに出したのか、とかには興味はなくて


その物が経てきた時間や経験のほうが興味深いから、だと思う。