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風鈴づくり

2018.08.18 15:04

今回は、美濃焼でつくられた風鈴に色付けをするワークショップを行いました。


まずは、なぜ風鈴のワークショップなのかというお話から。


日本には、特有の「風情」という感性があります。それは、儚いものや壊れやすいもの、淡いものに対しての美意識。


それから、「風物詩」という言葉。四季にはそれぞれを特徴づけるものがあります。季節ものですね。


今回は「風情」がある、夏の「風物詩」である風鈴をつくろうということで始まりました。

焼き物なので、大切に取り扱いましょう!


デザインに悩む子もいれば、ためらいなく豪快に指を動かす子も。好きなもの、夏らしいもの、自分の名前など、様々です。


上から下から側面から。向きもそれぞれ違っていました。こうしてみると結構大きい!


風を受けるための短冊も、両面描きましょう。風に吹かれてくるくる回ったり、ゆらゆらゆれたり。


みんな名前を書いていたので完成品は掲載できませんが、本当に可愛い風鈴ができました。花、アイス、かき氷、ポケモン、すみっコなど、明るい色で鮮やかに仕上げてくれました。


残念ながら一つ落として欠けてしまったのですが、その儚さもまた風情。ものはいつか壊れます。だからこそ、大切に扱おうという気持ちを学べたのではないかと思います。


ワークショップでは、ただ作るだけではなく「何のために作るのか」「どういう意味があるのか」を知ったり考えたりすることも大事にしています。ものづくりを楽しんだ後も、継続して大切にできるよう、また背景を学べるように。


今後も、学べるものづくりをお楽しみに!