シンガポール⇔日本、マレーシア航空利用の記録。
我が家の一時帰国は、東京と大阪の2都市を回ります。
東京だけであれば、日本航空、全日空、シンガポール航空の直行便で帰国するのがスムーズで早くて良いのですが…
現時点で、シンガポール⇔大阪の直行便は、シンガポール航空とスクートのみ。
JALとANAは、シンガポールに直行便を飛ばしていないんですねぇ。。
①年末年始の帰省のときはANAを利用しました。
★シンガポール→羽田(実家滞在)
★羽田→伊丹(義実家滞在)
★関空→羽田で乗り継ぎ→シンガポール
全部で1人7万円程(エコノミー)のANAの周遊チケットを購入し、年末年始でこの価格はお得だわ、と思っていたのですが
最後の関空→羽田→シンガポールの乗り継ぎが真冬の深夜で、それなのに羽田での国内線から国際線の乗り継ぎが、いったん外気に触れて乗り降りするバスで(シンガポールに向けてパーカーくらいしか羽織ってなかったから寒かった)!
しかも、そのバスルートが長くて、時間がかかる!
寒さと眠さのあまり、未だにこんな乗り継ぎバスを使うなんて、ここはマニラか?!と泣きたくなったため(ヘタレ)
今回は、できれば羽田乗り継ぎを避けたい=JAL・ANA以外で。
②じゃあ、関空にも羽田にも成田にも直行便が飛んでるシンガポール航空を使えばいいわけなのですが。
★去年の引越時、シンガポール航空の機内食のパンをかじって銀歯が外れ、移住早々歯医者に行ったトラウマから、あまり乗りたくない
★到着と出発地点を変えるチケットは、同地点発着チケットの倍ぐらいの価格。今回探したらエコノミーで1人往復18万円。
…そんなわけで、直行便という選択肢が必ずしも良いわけではない、我が家の帰省。
どの航空会社を利用するのが良いか模索中で、とりあえずレガシーキャリア・LCC、色々使ってみようかと思っています。
シンガポールに来てから、夫にはしばらく出張もなさそうなので、今の所マイレージに拘らず、そこは色々比較検討してから絞る予定。
で
今回は、クアラルンプール乗り継ぎのマレーシア航空+国内移動はANAを利用してみました。
マレーシア航空を選んだ理由は
★シンガポール⇔クアラルンプールの飛行時間は1時間弱、羽田⇔関空と時間的にあまり変わらない
★出発・到着時間帯、乗り継ぎ時間が、子連れで利用するのに無理のないスケジュール
★エコノミーでも1人30kgまで荷物を預けることができる
★食事・TVモニター・ブランケット・預け荷物・座席指定などが含まれるレガシーキャリアなのに、エコノミーで往復1人約45,000円。
日系航空会社でも、どうせシンガポール⇔大阪は乗り継ぎになるのだから、往復ともに乗り継ぎでも、この価格なら良いでしょう!ということで。
往路は、直前までシンガポール宅の引越荷造りをしていてクタクタだったので、写真を撮る余裕ゼロ、ひたすら寝て、大阪へ。
そして、関空で、夫のスーツケースが届かなかったことは、先述の通り。2日半後にようやく手元に届きました。
マレーシア航空からの補償USD60、シンガポールで作ったクレジットカードの海外旅行保険に荷物遅延補償があったので、只今それを申請中。
成田からシンガポールに戻るときは、息子と2人旅。
マレーシア航空は1人30kgまで荷物が預けられるのが魅力ですが、私一人で、二人分の60キロ+機内持ち込み二人分14kgまでOKの荷物を運ぶのは、しんどかった…。いや、親が持たせてくれた荷物を持ち帰れるのは、有り難いことですね。
機内食は、あらかじめマレーシア航空のHPから、息子にキッズミール、私はシーフード食をリクエストしておきました。
6歳児用のキッズミールは盛り沢山。
ジュースとパンは、着陸の時に気圧で耳が痛くなった時に飲食させようと、取っておきました。
往路で、大きなホルダーに入った文具シールセットをもらったけど、実家に置いてきてしまった。復路は、そういえば、もらわず。
シーフード食は、キヌアのサラダと、白身魚のクリームソース。なかなか美味しかった。私の分のパンは、息子が食べました。
息子は機内で映画を何本か観て、自分のタブレットでゲームして、寝て、まぁすっかり飛行機移動も慣れたもん、な感じだったので
私はビール飲みつつ、ダウンロードしておいた電子マガジンを読みふけり、寝ていたら、クアラルンプールに到着。
往路は古い機材でしたが、復路は新しい機材でキレイで機能的、快適でした。
クアラルンプールのKLIA1は数年ぶりの利用。
ここ数年、エアアジアで新しいターミナルKLIA2を使うことに慣れていたせいか、KLIA1が物凄く古く不便に感じました。
でも、スタバはゆったりとした造りで良かった。
Asian Dolce Latteというのと、息子にベビチーノをいただく。
息子は、水と牛乳とヤクルトしか飲まない男で、ジュース嫌い、変わった飲み物嫌い。
せっかくもらったベビーチーノも、泡立てないただの牛乳がいいなと言いながら飲んでいた。
なんて奴だ。。
スタバでゆっくりしたら、シンガポール行きの搭乗時間が近付いてきたので、ゲートへ。
でも、ゲートにマレーシア航空のスタッフが見当たらないまま、搭乗時間は過ぎ、出発時間も過ぎる。
でも、待っている人々は、誰も何も言わないし、アナウンスも何もない。
とりあえずシンガポール行きのゲートであることに間違いないことは再確認して待っていると、出発時間を過ぎてようやく、飛行機が到着した。
乗客がぞろぞろと降りてきて、荷物の積み下ろしをして、しばらくしてようやくゲートにスタッフが現れ
「そろそろ搭乗です」的なアナウンスが流れて、ぼちぼち立ち上がる次の搭乗者たち。
いつ出発かとイライラしたり、スタッフに聞いたり、ゲートに長蛇の列を作って、先はどうなってるんだ?と左右から覗き込んで待つような、成田で見たような光景はない(成田でも20分遅れた)。
これがマレーシア…。
不思議と私も、成田だと遅れが気になったけど、クアラルンプールだと諦める。
約1時間遅れて出発、あっという間にシンガポール到着。
復路は、無事すべての荷物が届いた。
先にシンガポールに戻っていた夫が空港まで来てくれて、一緒に夕飯を。
朝10時半頃に成田を出て、夜8時半にシンガポール着。乗り継ぎ時はドリンクのみだったので、お腹が空きました。
ターミナル2の到着エリアにstuff'dが出来ていたから、久しぶりにブリトー食べよう‼と思ったけど
息子がその先にあるマクドナルドに走って行って、ドナルドに挨拶をしていたので、やむなし。。
マックフルーリーのドリアンが発売されていたけど、、
シンガポールに戻りたての身には、ドリアンに手を出す勇気がなかった、、
今回マレーシア航空を使ってみた感想としましては
やはり、機内の快適さ、仕事の確実さでは、日系航空会社だなと。
でも、このチケット代のリーズナブルさを考えると、充分。
マレーシア航空は、日本発券よりもシンガポール発券にするとチケット代がだいぶ手頃になるので、シンガポール在住ならば使うメリットはあり。
セール時になると、ビジネスクラスが往復10万円程になるようなので、それを狙って、ビジネスクラスのフルフラットシートで爆睡して移動するのも、ありじゃないかと思います。
損得を計算する、私の頭の中の「打算機」でパチパチ計算してみると、まあ、ありなんじゃないかな?というところ。
次の帰省はまだいつにするか決めていないけれど、大阪に直行便を飛ばしているスクートも、一度使ってみたい。
欲を言えば、、JAL・ANAが大阪直行便を飛ばしてくれることを願うんですけどねぇ…。