浅草
2018.08.29 04:00
東京の下町・浅草へ。
いつも沢山の人で賑わっています。
海外からのお客様も多く、
皆さん 思い思いに楽しんでいるご様子。
こちらの雷門にある大提灯は、ご存知の方も多いでしょうね。
底には素晴らしい龍の彫刻が施されております。
京都 丹波の竹、福井の和紙を使い
京都の提灯屋さんが制作。
約10年ごとに新調するそうです。
初代と変わらない点は、
写真には写ってないですが...
“松下電器産業 松下幸之助”のネームプレート。
社名が変わっても寄贈した時のまま
今でも引き継がれているそうです。
時代が移りゆけど変わらないもの、想い...
素敵だなーと思いました。
※松下幸之助さんは生前 病気に悩んでいた時があり、
治癒を願い浅草寺に参拝に行ったそうです。
その後、無事に病気が治ったため、
そのお礼として門と大提灯を寄贈し、
現在の雷門が成立したというお話です。
折角なので、おみくじを引きました。
おみくじにも英語翻訳があり、驚きました。
時代ですね (^^)
帰りは、レトロ列車に当たりました!
銀座線・特別仕様車。
内装は、室内全体を開業当時の
旧1000形車両をイメージさせる色合いで再現したものです。
木目調に仕上げた内装、室内予備灯、
手すりなどがとても素敵で
タイムスリップした気分を味わえました。
浅草は両親の生まれた町でもあり、
祖母の代からお世話になっている呉服屋さんがあった思い出深い場所です。
成人式の振袖をお願いする際に、
当時のご主人から
お着物と洋服を選ぶ違いから始まり、
戦時中のお話まで沢山のことを勉強させて頂きました。
あの時の空気感、畳の感触、
色とりどりの反物、
ご主人の優しいお顔や雰囲気など
鮮明に覚えております。
レトロ列車に揺られ、
懐かしい時を思い出した休日でした。