独学スタイルの利用。
中3でテストがないグループには
三平方の定理の予習をさせてます。
この単元は毎年自分でできそうな
ところはガンガン予習させて、
後追いで色々テクニックを
教える手法をとります。
授業だけして習得させるのも
いいのですが、たまには
苦労して読み込み、
理解しようとする頭の使い方も
刺激になりますし、そもそも
高校に入ったら序盤は
結構予習が求められますからね。
その練習の一環というわけです。
この時期は模試も多いですし、
定期テストがある学校もあり、
なかなか授業を進行できません。
よって、このスタイルは
中3にはよくある形です。
模試明けの一週間で
三平方の定理と平面図形領域を
終了させ、改めて円に戻り、
方べきの定理を押さえます。
その後、空間図形系をやった後は、
徹底的に図形領域をやります。
まだ、国語も理科も社会も
手がかかる領域が残るので、
残された時間の最も効率の良い
使い方を考えながら、
生徒たちには復習に
走ってもらいます。
西高勢は230点以上での突破を
目指していますので、
生ぬるい知識のつき方しか
していない子にはこれから
さらに運動量を増やしてもらいます。
合格発表で冷や冷やするような
合格の仕方は間違いです。
圧倒的であることを証明する
機会が入試なのだと
理解して高校入学してほしいです。
その意味で、まだ根本的な部分を
鍛え切っていません。
ここからが、受験生の本領発揮の
時間なのです。
そして、その勢いのまま、
大学入試はすぐに訪れると
思ってください。
すでに中3は高校0年生だ、と
指導者のほとんどは認識してます。
生徒たちはそうは思ってない子の方が
多い気がしてますが、そもそも
合格するかを心配する次元であるなら
すでに学習量が足りてないのです。
甘い。もっと真剣になれ。
自分を磨く喜びは、量と、変化と、
それに伴う自信からしか生まれない。