大阪

北浜に用事があったのと、昨日のロザンの道案内をみてポケモンセンターへ行きたいと子どもが言ったのとで、今日は大阪へ。北浜で下車し地上へあがるとともに気分も上がる。近代建築とオフィスビルが並ぶこの辺りが、わたしは大阪でいちばん好きかもしれない。

雑誌かお知り合いのブログか何かで名前を聞いたことがあるカフェの前を通り過ぎるも開店まで5分だったので待って入ってみる。窓際の席からは土佐堀川とライオン橋がすぐそこに見えて、何度か水上バスが通っていった。そういう、わたしの好きな大阪らしさに身を浸せる良いお店だった。

それからは子ども本の森へ。アンパンマンの本を5冊ぐらい読んだ。バイキンマンの登場シーンが怖いらしく、子どもはアニメのアンパンマンは見ない。絵本なら大丈夫というのが面白い。映像と音声はそれだけ刺激が強いのかもしれない。退館後は土佐堀川沿いを淀屋橋に向かって歩く。途中死んだ鯉が流されてきた。「船に轢かれちゃったんじゃない」と子どもは言っていた。御堂筋線に乗って梅田へ。平日の昼過ぎでもすごい人で、普段この路線を使う子連れはいったいどう移動しているのだろうと思う。

ポケモンのアニメは見たことない、マリオはキャラクターそのものも見たことないのではという子どもだが、ニンテンドーストアではヨッシーのたまごの缶を、ポケセンではモンスターボールケース付きぬいぐるみを買う。しかしいちばんテンションが上がっていたのは大丸を出たところにある水の時計だった。

帰ってからおまけでもらったスマホでできるピクミンのゲームをする。カメラを立ち上げるとそこにピクミンが現れて、引っこ抜くと彼らがおたからをもってきてくれるという単純なゲームだったけれども、時間によってピクミンの種類が違ったり、おたからのセンスが絶妙で面白い。動作は繰り返しなのにピクミンがおたからを持ってきてくれるたび子どももわたしも笑っていた。ああゲームってこんなんだったなあと懐かしくなる。