今度は内水氾濫した話
防災ポートフォリオ管理人ico. です。福島県福島市在住。
洪水ハザードマップで「早期水平避難区域」に住んでいます。
要するに、「水害に遭いそうだから特に早く遠くへ避難しておきな」というエリアなんです。
(一級河川の阿武隈川沿にあるからなんですね〜〜〜)
2023年9月6日午後1時半
正午あたり?から降り始めていた雷雨が強まり、福島市に大雨警報が出ました。
それとほぼ同時に、腹を痛めた夫が「トイレが流れない」と叫びます。
午後1時40分
トイレが逆流することを恐れ、水のうを作り1階と2階のトイレに対策。
夫が「だめだ、近くのコンビニでトイレ借りてくる」と外へ出ますが・・
午後1時45分 道路冠水
夫、「もう歩けない!」と出戻り、急ぎ簡易トイレ活躍。
わかりますか?家の2階から撮影したのですが・・
気がつけば道路が見えない!お向かいさんの駐車場がない!
写ってはいませんが、この右側に車が冠水し浮いていました!
茶色い建物は学校です。学校もほぼ浸水しちゃってる!!
1時54分 400m先の保育園に現状報告
(娘を預けているのですが、「送迎に行けないかもしれません・・」)
2時05分 今ならまだ送迎いけると決断、背負える分の荷造り
2時30分 裏道を使い保育園に到達
2時40分 避難所に身を寄せようにも、避難所開設せず
2時45分 福島市危機管理室に問い合わせるも避難所開設の見通立たず
3時00分 市内ホテルにチェックイン
ホテルでずぶ濡れの体を拭いている頃、自宅2階で待機していた夫から
すっかり水が引いた家の前の写真が送られてきました。
排水早っっっっっっっっっっっっ!!!よかったね!!!?
浸水までの速さ、道路冠水、大雨警報の継続、20時まで雨が降るとの予報・・
これらを加味し、「早期避難区域」と言うこともあり早めの避難をした、
この行動は間違いではなかったと思っています。
でもこのスーパー排水機能のおかげで「多少内水しても大丈夫なんだ」と言う
安心感が芽生えそうになったのは私だけではないはずです。
油断・・・が一番怖いんだろうな。そんな思いを肌で感じた1日でした。
(今回も相当テンパりました。)