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夢を叶えてくれる未来からの手紙

2018.08.21 10:55

10年後の僕から手紙が届きました…

よぉ~元気にしているかい、自分?!
そうだな、過去の自分は、今の僕の記憶がちゃんと知っているはずだから、あなたにわざわざ聞くまでもない話しやな(笑)。
むしろそちらの僕に、今の僕が何をしているかを教えてやるよ。気になるでしょ?
そうやな、僕は今年50代の中半~後半の歳になりました。正確な年齢はヒ・ミ・ツということで、まぁ、容易に推測可能なのだけどね(笑)
数分前まで、僕は海が目の前に広がっている海辺のカフェのデッキ席に座り、読書をしたり、ブログを書いていたけど、今は急に?を思い出してあなたに(過去の僕自身に)こうやって手紙を書いているんだ。

あ!ここ(海辺のカフェ)、僕の店なんだ。道路沿いにあるけど、海岸の砂浜まで歩いて十数歩で行けちゃうよ。


今店には、僕とスタッフさん以外は、2~3組のカップルのお客さんがお見えになっているくらいで、割と空いています。まあ、いつもこんな調子だけどやね(笑)。

店がお客でいっぱいになるのは、夏の海シーズンか、ライブイベントがある時くらいで、普段は割りと暇してますわぃ(笑)、それでも僕自身、こんなんでも自分の店が一番落ち着くから、このように自分の店なのに、常連さんのようにお客さんのふりして、お店で一日を過ごしているんだ。

そうだね、店の収入は、スタッフたちのバイト代と、仕入れ代、お店の維持費を引いたら、現状維持+α程度くらいかな、まあ、赤字にならないだけで充分満足しているよ。

まあ、実のところ、商売で忙しすぎるようになることはあまり好まないから、お店が維持できるくらいなら、お客さんを必要以上に増やす努力はあまりしてないやねん(笑)。もし努力するなら、偶然訪れたお客さんがあまりにも居心地よさにびっくりして、毎年毎年リピートしてくれるように努力するかもな、商売勘定抜きでね(笑)。


あ!生活は、店の収入だけに頼らずとも、ブログからの広告収入の振込みや、その他の投資の利回りなどで、毎月50万ほど収入があるから、店の収入がなくても生活にさほど困ることはないんだ。ほら今、、、うらやましいと思ったでしょう(笑)。

そう当時の僕より、今の僕のほうがはるかに豊かに生活できているんじゃないかな。

まあ、あと少しの辛抱よ、がんばって、僕。

定年退職になる前に自分の店を持つ目標が達成できたので、会社は少しだけ早く引退することができました。だから、希望を捨てないで、その調子でがんばってくれよ、僕。


そうだ!!!今日の午後は、店にあなたも知っている友人(アーティスト)さんのライブ公演が予定されているんだ。その友人さんが誰なのかは、ヒ・ミ・ツ!!!

秘密ばかりで焦らし過ぎる気がしたので、少しだけヒントをやるよ ♪、、、その友人さんは、すでにあなたが知っているか、もうすぐ知り合いになるアーティストさんだよ。その人がずばり誰なのかは教えられないけど、今じゃその人、わりかし有名なミュージシャンで一般人だと会うことすらなかなかできない人になっているんだよ。だから、今のうちに周りの仲間に、いたせりつくせり、仲良くしてやりなさい。その中に将来、絶対に大物アーティストさんになる人がいるんだから、そう、絶対に後悔しないから(笑)。


おぉぉぉっと、今店の中ではスタッフの子たちが、午後のライブ準備で忙しいみたい。

僕がお客の振りして踏ん反りかって座ってばかりいると、スタッフの子から手伝えと怒られる気がする(笑)。そう、うちはお客が少ないお店だからってスタッフが暇な店なわけではないからな…、スタッフたちには、本当に感謝しているよ。

そうだ、そうなのよ、うちの店には、以前から僕と活動を共にした仲間や、知人のアーティストたちが代わり代わりでひっきりなしにライブ公演をしてきてくれて、地元のアーティストさんと合わせて、週に1~2回は何かしらライブイベントを開催している感じだよ。これ以上のイベントスケジュールを組むとスタッフさんたちが可哀想で、知人たちには僕から頭を下げて、ライブ回数を減らしてもらっているくらいだよ(笑)。

知人アーティストの中には、いつもお泊り予定でライブしに来て、

公演が終わった後も仲間同士で、

夏には夜の海辺で星空の下で歌ったり演奏したり夏の海を楽しんだり、

冬には店の暖炉を囲い込んで歌ったり演奏したり冬の海を楽しんだり、

半分、公演より旅行目的で来ているんじゃないかと思うよ(笑)。


そうだ、娘は今は高校生だよ。今も山梨で母(妻)と一緒に暮らしているんだ。

僕は、一年の半分をお店にいて、半分は家で生活している感じになっているよ。

夏休みや冬休みになると、妻も娘も一緒にみんなでお店の方に手伝いに行くんだ。

そうそう、娘も音楽活動をしていて、休み中はよく知人のアーティストたちと公演にセッションで参加したり、コラボして一緒に歌ってたりしているんだ。

僕は今、そんな店のオーナーをしているんだ。

どうよ?聞いたら少しがんばりたくなったりしないかい?

お店の方は信頼できるスタッフさんに任せて、年に数回は妻と国内や海外へ旅行に出かけたり、時には僕ひとりで、新しい地域のライブハウスや野外イベント会場で歌ったりして、音楽活動は続けているよ、知人アーティストの力添えもあって、僕自身もちょっとした有名人です(笑)。


そうだ、もうひとつ報告することがあるよ。60歳には、本格的に音楽を学ぶために海外留学を予定しているんだ、留学先もすでに決まっていて、留学準備も着実に進んでいるよ。

これで人生60歳で、第二の人生のスタートかな(笑)、ここから先のことは今の僕にもまだわからない。

おっとぉぉ、スタッフの子に怒られる前にお店の手伝いをしなきゃならないんで、手紙はここまでにするよ。

これから10年の間に幾度の小さな失敗で落ち込んだり、周りの人のいざこざに巻き込まれ落ち込んだりすることもあるけど、振り返ってみると、それらはすべてここに至るために必要なことだったかのように思える。だから、小さな失敗を避けて、今の未来が変わってしまわれないように、敢えて避けることなく、そのままぶつかってほしい…だから、それらのことは細かく書いたりしなかったよ。そういう場面であなたがどのような選択をしようと、その調子でいけば、必ずここにこられるから、もう少しだけその調子で、ねばってみてね、10年前の僕自身♪


僕はここであなたを待っています。
2028.7.8 Saturday海辺の店で…10年後のあなたから。


記事作成:2018.8.21
記事更新:2018.8.23

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