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aya's lounge

心中月夜星野屋@納涼歌舞伎

2018.08.22 14:47

こんばんは。


残暑厳しい日々が戻ってきました。


仕事帰りに姪に誕生日プレゼントを届けました。

リクエスト通りだったので大満足の様子。

今月の大役を務め上げた気分です(笑)



さて、納涼歌舞伎第一部の続きです。


今月の歌舞伎座で唯一の新作歌舞伎です。

「心中月夜星野屋」


落語’星野屋’をもとにした新作歌舞伎です。

私は落語に明るくないので知らないお話でした。


七之助さんはこの演目で初めて登場します。

お客が湧きました!

劇場の温度が上がったのがわかります。


もちろん私も。

中村屋そのものが納涼歌舞伎なんだなぁと感じます。

だから勘九郎さんがいないことが瞬間ちょっぴり寂しい。


それでも幕開きからアクセル全開なノンストップ喜劇。

乗り遅れると大変です。



七之助さん演じる’おたか’は元芸者。

とても艶っぽく、美しさはハッとするほど。

その容姿でコメディエンヌっぷりがすごかった。

綺麗だし、面白いし。。これってずるい(笑)



お金持ちの星野屋照蔵から、

相場に失敗したことで別れを切り出されます。


芝居大好きな照蔵の野菜尽くしの心中の持ちかけに、

芝居かと思いのっかってしまうおたか。


でも照蔵は本気なので、なんと心中することになっちゃう。


照蔵は中車さん。

花道から登場するとやはりお客が沸く。

そして、のっけからネタをぶち込んでくるとはアッパレ(笑)

私は一気に中車さんの虜です。


七之助さん中車さんの面白やり取りは、

新コンビ誕生の気配。


勘九郎さんの照像を想像できるけど、

相手役が中車さんだからこその旨味が出ていると思いました。

七之助さんがとっても輝いていました。


おたかの母役の獅童さん。

女方は初めて観ました。

申し訳ないけど笑っちゃう。


破壊的なキャラかと。。(笑)

おたかの欲深さは、この母にして然り。


心中をすることになったけど、

おたかは死にたくない。


照蔵が出て行ったあと、

心中するフリをして自分だけ助かる方法を母から娘にレクチャー。


そして、いざ心中場所の橋の上。


驚いたのはこの場面は三味線と語りにのって演技していること。

菊之丞さんの振り付けだそうです。


ガッツリ三味線の糸にのる中車さんが新鮮で、

猿之助さんと違う意味で、毎回想像を超えてくる。


様子を気にかけた母もやってきてわちゃわちゃ。


照蔵だけが飛び込み、

おたかはフリをしてまんまと生き延びることができました。


ここからは、やったーと思ったら、実はやられていたり。


照蔵は幽霊となって現れるけど。。

中車さんは全ての部で幽霊役ですね(笑)


七之助&獅童×中車&亀蔵。

え!そうだったの!の繰り返しで笑いっぱなし。

この4人が集まったら面白くないわけがない。


騙し騙され、でも結局。。女は強い(笑)


4人の言葉はポンポンと気持ちよく、

みんな相当な負けず嫌いだな、と(笑)

でも憎めない。


良い意味で、何も考えずにスカッと面白い夏芝居でした。

納涼歌舞伎はこうでなくては!と思ってしまった。



とにかく七之助さんの存在感がすごい。

立派に歌舞伎座で芯を務める姿に胸が熱くなります。


中車さんとのコンビがいい。大好き。

シリーズ化してほしいくらい。


そして、星野屋を落語でも聞いてみたくなりました。

おたかの設定が違うようですね。



こうして明るく生きていきたい。

と楽しくなりました。



有難うございました。




aya。