Be Cool ビー・クール
Be Cool ビー・クール
Be Cool
2005年8月25日 神保町一ツ橋会館にて(試写会)
(2005年:アメリカ:120分:監督 F・ゲイリー・グレイ)
これは『ゲット ショーティ』という映画の続編でした。
未見の私ですが、映画はいきなり、前作の続き、から始まる。
だから、なにがなんだか、これだれなんだか、どういう関係なんだか、ひゃ~さっぱりわかりません。
この映画をご覧になる方は、前作『ゲット ショーティ』を観てからにしたほうがいいですよ。
いきなり車の中で、ジョン・トラボルタが「映画産業はやめだ・・・こんどは音楽業界だな・・・」なんて言う所で、ああ、前は映画業界の話だったのね、と想像力を働かせながら観なければなりませんでした。
このジョン・トラボルタがいつも黒のスーツで身を固め、大人物なんであります。何が起こっても平然としている、怒ったり、周りが敵で囲まれても余裕の笑み。バーで見かけた歌の上手い女の子をスーパースターに作り上げていく。
いや、それにしても、この映画、トラボルタ大物映画なんじゃないでしょうか。
ハーベイ・カイテルも出てますが、どたばたあわてて、全然敵にもなりません。怖い物なしのトラボルタを堪能しましょう、、、と決めたらまぁ、楽しめました。クリスティーナ・ミリアンをスターにするために、ユマ・サーマンも加わって、エアロスミスのスティーブン・タイラーにいきなり接近であります。まぁ、エアロスミスのコンサートのシーンはそれは迫力ありました。あとトラボルタとユマ・サーマンがダンスするのを妙にえんえんと映すところなんか笑いがでてしまいますねぇ。音楽の使い方も結構ベタ。
とんとん拍子でスターになっていくクリスティーナちゃん。それを余裕の笑みで見守るトラボルタ。なんか周りにうじゃうじゃ妨害しようとする人達がでてきますけれど、大物トラボルタの敵じゃありません。なんだか、みんなぺしゃんこになってしまう。
この映画の本当のスターはジョン・トラボルタですな。スティーブン・セガールの後釜にもなりそうです。