シルバーバーチQ&A 5
●シルバーバーチとは……モーリス・バーバネルという人物を霊媒として、1920年から60年間にわ
たって霊的教訓を語り続けた古代霊の仮名で、3000年前頃、つまりイエス・キリストより1000年前
に地上で生活したという英知の塊である崇高な存在。
⇒スピリチュアリズムを現世に広めた第一人者であり、江原啓之さんがスピリチュアリストになった動因でもあるのです。
【シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A】より一語一句カットすることなくシルバーバー チのアンサーを掲載します。
●シルバーバーチのお言葉を受容した者は感激して、救われ、地上天国という理想郷の創造と同時 に、自己の魂成長に全身全霊を捧げることだろう。
Q「死後の世界は、どこにあるのでしょうか?」
A『今、あなたが方が生活している別の側面、肉眼に見えず肉耳にも聞こえない世界です。
今こうしているのと同じ場所に存在しているのです。
死後、わざわざそこへおもむく必要はありません。
今いるところが霊界なのです。
それが感識できないのは、霊的な感覚が発達していないからで、それが発達して霊界の波動あるいは振動(何と呼ばれても、かまいません)と調和すれば見えるようになります。
つまり、霊界という別の世界が存在するわけではないのです。
顕と幽にまたがる大宇宙を構成する無数の側面の、一つの側面に過ぎません』
Q「死んだ後、生前のアイデンティティーはどうなるのでしょうか?
たとえば二、三〇年前に他界した妻を夫が確認できるのでしょうか?
向上が著しくて近づくことができないということもあり得るのでしょうか?」
A『アイデンティティーは変わりません。
個性も変わりません。意識も変わりません。
霊的品性が増し、容姿が大きくなっていることがありますが、個的存在としては生前まったく同じです。
霊的感覚が鋭くなり能力も深まっています。
シミや障害や傷跡は消えてなくなっていても、本人とはっきり認識できます。
容姿も(すぐには)変わりません。
自我を表現するための道具ないしは手段は霊となっても必要だからです。
その道具、つまり霊的身体は、地上で生活しているときから存在しているのです』
Q「死後どれくらいたつと、地上界へ意思を伝えることができるようになるのでしょうか?」
A『事情によって異なります。
死後何世紀もたっているにもかかわらず、真相に目覚めていない者がいます。
一方、真相を明確に理解していて、霊媒現象の原理にも通じている者もいます。
そういう者なら、死んで何分もしないうちにでも出現できます』
Q「地上で魂の琴線にふれる体験をしなかった者は、そちらへ行ってどういうことになりますか?」
A『とてもやっかいな問題です。
何の予備知識もなしに初体験をさせられる大人に似ています。
霊的なことにまったく疎い状態で新しい生活を始めるわけですから、地上界でも霊界でも不適応者というわけです。
霊界生活にそなえた教訓を学んでいないから、そういうことになるのです。
準備不足だったわけです』
Q「そちらで、どういった処置をとられるのでしょうか?」
A『自覚の芽生えない者は手のほどこしようがありませんから、再び地上界へ送り込むことがあります。
霊的感性が芽生えるのに何百年もかかることがあります』