三平方の定理の予習。
来週は中3は一週間模試で
授業ができないため、
新しい内容を進められず、
平面図形と三平方の定理の
領域のほとんどを予習してもらう
形にして、学習を進めて
もらっています。
なんというか、これが相当楽しかったのか、
時間を忘れて徹底的に予習を進め、
例年時間をかけて教えるような
領域であっても、勝手に考えて
自分のものにしてしまいます。
模試が終わったらすぐさま
円と相似の応用問題に
戻る予定ですが、
模試の期間の空いた時間に
ちょうどよい刺激になる
内容だったようです。
多少めんどくさそうな式を
書いていても、一旦は
ゴリ押しで解いてもらいます。
未知に対する、向き合いの仕方を教え、
それを高校以降の応用力を磨く
糧にしてもらいます。
高校生を見ていて、一番大切なのは、
基本的な事柄を深く洞察して、
正しいと考える方法に向けて
思考を進められる力です。
はっきり言って、高校生が
難しい難しいという問題に
奇抜な問題は少なく、
極めて普通に思考すれば
解答に辿り着くのに、と
思うことが多い。
というか、その認識に
辿り着いていない程度の
反復、向き合い方ならば
足りないです。
難しいことを、簡単に解いている
人間もいる中、同様の思考が
できるようななるには
どうしたらいいか?ということを
常に自分ごととして考え、
日々それに向き合えているのかな?と。
高校以降は、成績伸ばすのは
至って簡単だと思います。
単純な努力量が増えればいいですから。
毎日どハマりして予習復習を展開し、
人を出し抜く努力があれば、
数ヶ月越しに簡単に逆転できる。
それなりの才能によって選抜されてるので、
そんなに能力的な差はなく、
人より努力すればいいというのが基本で、
とても簡単だと思います。
それは、小学生指導よりはるかに
シンプルであり、もうすでに責任は
いつも子ども自体にある。
高校生にもなって、成績が伸びないのは
〇〇のせいだ、なんて言ってたら、
もう終わってます。
しのごの言わずに行動しろよ、と。
中3は、もうそのような段階に至る
心の準備をする時期。
成績が伸びません、志望校に
受かるにはどうしたらいいですか?
今の話を聞いてその質問がもし
できたならば強心臓の持ち主です。
毎日毎日、自分のルーティンを
決めて学習をし、積み上げ続けて、
思考し続けて、明日はこうしよう、
明後日はこうしようと前進している
同級生を思い浮かべて下さい。
そして、それを出し抜こうと
しなければならない!
自分はいつもそんな真面目なだけの
人間より遥かに洞察力があり、
かつ努力できる人間だ、と、
確信していなければならない!
ならば、より努力をする、
より効率的にする!
そんな頭が必要であって、
「どうしたらいいですか?」
なんて言葉は絶対出てこない。
完全な後手、追走者、
トップに立てない人間の言葉。
本気でない人間は救えないのです。
自己肯定感は一定程度大切ですね。
あとは、自分の価値を上げ続ける