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幸せのオキシトシン

2018.08.23 10:58

こんにちは! 

 東大阪市八戸ノ里のアロマサロン 

 AROMATIQUEのイヌイです。



オキシトシンって、ご存知ですか。


「愛情ホルモン」「絆ホルモン」「幸せホルモン」などと呼ばれる、テレビなどで今話題の物質です。


子どもを産んだ経験のある方は、「あああれかー」とわかりやすく心当たりがあるかもしれません。


陣痛を乗り越え、大変な思いで出産したあと、なんとも言えない幸福感に満たされて涙がこぼれたり。


授乳中にとても幸せな気分になったり。


あれって、急に母性に目覚めたわけではなく^^;

オキシトシン分泌のせいだったんです。


オキシトシンは、分娩時に子宮を収縮させたり、おっぱいを出させたりと、体内でホルモンとしての働きをするほか、脳の神経伝達物質として愛情や絆に深く関わっているからなんです。



さて、話は一旦変わり、昨日は久しぶりのトリートメントのお仕事でした。


しばらくぶりだと、施術させていただくのがなんだか待ち遠しく、とても楽しみで。


前回はすっきり系のブレンドだったけど、今日はどんな香りをおすすめしようかな。


アフターティは、いつもとちょっと変えてハーブティがいいかも。


BGMはやっぱりクラシックがお好きかなー。


などといろいろ考えて、ワクワク♪


そしてトリートメントの手順をおさらいしながら、思い出したのがオキシトシンのことだったのでした。



テレビで話題になる前から、オキシトシンはアロマに携わる人間にとってはおなじみ。


なぜなら必ずといっていいほど試験に出る、暗記の必須項目だからなんです。


お勉強の成果を、というか復習を兼ねてここでちょこっと披露を^_^



肌に触れるタッチングの刺激は、自律神経を司る脳の視床下部というところに伝わります。


オキシトシンは同じく脳の下垂体後葉から分泌されるのですが、その司令塔が視床下部。


つまり、皮膚に触れるアロマトリートメントをすることで、幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され、さらにストレスホルモンのコルチゾールを減少させることがわかっています。


タッチングは、続けることでオキシトシンが分泌されるので、ゆっくりと時間をかけて行うトリートメントはオキシトシンがたっぷり。ずっと幸せな気分が持続するわけなんですね。


タッチングに関する米国の研究では、人に触れられると皮膚温は上昇し、皮膚があたたまると人への信頼感が増し、心まであたたまることもわかっています。


また、肌には心地よさを感じる神経線維「C触覚線維」があり、1秒に5〜10cmの速度でゆっくり触れると最も心地よく感じるのだそうです。



昨日はそんなこんなの知識を思い出し、「オキシトシン、オキシトシン…」と心の中で唱えながら、もちろん1秒に5〜10cmの速度を意識して笑、ゆーっくりとトリートメントさせていただきました。


それと嬉しいのは、オキシトシンは皮膚に触れられた人だけでなく、触れた人も分泌されるということ。


だから、私自身こんなにもトリートメントするのが待ち遠しくなるわけなんですね。



というわけで、オキシトシンたっぷりのアロマトリートメント、幸せになりたいすべての方におすすめします!


そして、ぜひその幸せ気分を私にもシェアさせてくださいね^_^