夏休みの課題お疲れさまでした~目利きを養う~
こんにちは。描画筆子です🌸
長いので、途中どうでもいい雑談部分は読み飛ばすくらいで大丈夫です(笑)💦
夏休み、あっという間でしたね💦学校も始まり、生徒さんたち、冬休みがまた待ち遠しいですね🌞
今回、日吉台・箕輪小学校の4年生の生徒さんに夏休み課題書道作品の特訓に参加していただきました🖌
全員初めての書道展出品だと思います。
各々楽しんでくれているようでしたが、いろいろ注意しないといけない点、審査員が何を見て最初にフィルターにかけるか、など、子供ながらに真剣に私の説明を聞いてくださいました🍃
そして、私だけでなく、生徒さん同士で、他の人の練習作品を見比べて、どっちが良いのか、どの辺が良く書けているか、など互いを評価し合う。
とっても素晴らしいことです✨✨✨✨
4年生の生徒保護者様にも個々にご連絡でお伝えしていますが、
『目利き』は字の上達のために大変有効です。
目利きというと、なんだかプロレベルの難しいことを求めているような感じもありますが、
生徒さんには「一枚書いたら、すぐ次に行かずに、お手本と自分の書いたものを細かく観察してみてね。そしてまた書いたら、さっきと比べてどこが良くなったか、どこを直したらお手本に近づくか、を見てみてね。」とお話しています。
他の学年の生徒さんたちにも、「お手本をたくさんじろじろ👀見てね。」
とお話しています(笑)
自分の字を恥じる気持ち、周囲にさらすのが少し辛い気持ちもあります。
(私も嫌ほど経験済みです(泣))
でも、この『目利き』は「正しい字形の記憶、布置、間架結構などの理解」などを無視して闇雲に100枚書く以上の効果がある、と私は思います。
※布置・・字のごとく全体の字の配置のことです。
※間架結構・・点画の組み立て方、間の取り方。
一言で言えば、空白部分がポイントです。
昭和の時代、実家の書道教室でもそうですが、とにかく書いて、書いて、書きまくって、
列に並んで、先生(祖父)に朱で直されて、それでまた書いて、書いて、書いて、たまに、
「こうやって、こう、こうで、こう!」みたいな表現で、一回一緒に書いたくらい、
このようなやり方の書道教室も多かったのではないでしょうか💦
こうっこうっこうって言われても、、、、ですよね。
保護者様もおっしゃっていましたが、感覚で書かされていたことが多かったと思います。
習うより慣れろ、ですね。
確かにそういう感覚が必要な部分もあります。
お道具を使うので、お道具とはとにかく慣れることが大切です。
でも、字を書く上での技法は、理論で説明できます。
「どういう形なのか、半紙のどこに配置するのか、点画の組み立て方、空白、字と字のバランス」など全部理論的思考です。
私が教室でたまに生徒さんにやっていただいている籠書きも、昔はほとんどなかったと思います💦籠書きや補助線の入った下敷き、手本に何かを書き込むはNGみたいな考えの先生も多かったと思います。
現在も教える先生によって、所属会派によって、本当にお教室カラーはそれぞれです。
当教室は、籠書き、補助線ありの下敷き、手本にコメント書き、上達までやれることは何でもやります。ただし、慣れてきたら、自分で観察する力をつけるにはできれば手本はまっさらな方がいいと思っています。
これをやったら絶対に上手くなる、という方法は万人に向けたとたん胡散臭くなってしまいますが、今通ってくださっている生徒さんに対しては、私も個々にその生徒さんの書き方、様子などを見ていますので、それに合わせて調整しています。
なので、籠書きやお手本に書き込んだコメントも各々若干相違しています。
最近ショックなことを聞きまして💦
生徒さんが、夏休み明けにいざ先生に提出したところ、先生すら課題のことを忘れていたようです。(自由課題なので全員必須ではないためかもですが、、)
先生にとって書道コンクールがかなり存在薄かったのも驚きですが、それ以上に、クラスで書道課題を出したのは、その生徒さんだけだった、とのことで・・・・・💦💦
書道が盛んな都道府県で見ると、西日本の方が盛んみたいですね。
東京神奈川は人口の割に少ないようです・・・
切ない💦💦