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ヴィーガン料理の発酵宿 「古見茶屋&発酵一宇」

基本の調味料その2

2018.08.24 02:36

先日の「基本の調味料その1」では

塩の紹介をしました





塩についてはこの本がオススメです↓

今回はその2

ということで、やはり塩と同じように

誤解されているもの



減塩と同じく油も減らすことが身体に良いと思い込まされていますね


もちろん摂ってはいけない油はあります


水素添加されて自然界には存在しないカタチの『トランス脂肪酸』

マーガリンやショートニングなどに含まれていますので、原材料にマーガリンやショートニング、食用精製加工油脂などが使われているパンやクッキー、ビスケットなどの加工品も危険です



少しの原料からたくさんの油を搾り取るために高温にされ、ヘキサンなどの有機溶剤を使って無理やり溶かし出された『サラダ油』などの激安の油

油は高温に晒された時点で酸化してしまい、消化の悪い身体に良くない油になってしまうのに、そこへ更に石油由来の溶剤を使って溶かし出し、それを中和するために別の化学薬品を添加し、香りが無くなってるので香料や安定剤などたくさんの添加物を加えています

安い油で揚げ物をすると氣持ちが悪くなるのは、高温でその添加物たちが揮発するからです

低温圧搾で自然に搾られた油では揚げ物をしても胸やけしたりしません


地元のおじいちゃんおばあちゃんが育てた国産菜種を昔ながらの製法で丁寧に搾られた本物のなたね油がおすすめです↓


「純なたね油」は菜種らしい香ばしい香りと濃い黄色で揚げ物や炒め物に使用するととても美味しいのです


なたね油の香りが苦手な方もコレなら食べられると言われることも多々あります



「しらしめ油」はなたね油を「湯洗い」という昔ながらの方法で香りと色を洗い、マヨネーズやドレッシングなど生で食べるものやパンやお菓子などにも使いやすくなっています


クセがないので、シフォンケーキなどの繊細なものにも使うことができます


細胞壁は油で出来ており、脳の成分の60%以上も油だと言われています


それくらい生体の維持に重要な役割を果たしている油ですが、太るからという理由で敬遠されています


ですが、肥満の本当の理由は糖質の摂り過ぎで油のせいではありません


摂り過ぎた糖質を使い切れずに体内で脂肪に変え、有事に備えて蓄えるから皮下脂肪、内臓脂肪として溜まっていくのです


本来油は細胞壁を作り、丈夫にし、お肌をツルツルに、脳細胞を元氣に保つ大切なものです

もちろん本物の油であることが大前提ではありますが


特にオメガ3脂肪酸が脳細胞に使われるため、ボケ防止にはオメガ3脂肪酸を含む油を毎日摂るようにと言われています


このオメガ3脂肪酸はココナツオイル、ヘンプオイル、エゴマ油、亜麻仁油、青魚の油などに多く含まれ、加熱せずに生のまま食べるのが良いのです

ところが現代人はオメガ3脂肪酸の摂取量が少なく、トランス脂肪酸を多く摂っているのでオメガ3脂肪酸と間違えてトランス脂肪酸を脳内に取り込んでしまうのです

そして正常に機能しなくなった脳細胞が増えていくことで痴呆やアルツハイマーなどの症状が出るのではないかと言われています


本来の機能を果たし、細胞を若々しく保つためには本物の油をしっかりと摂るようにしましょう


私は子どもの頃から油が苦手であまり摂らずにいたので、ずっと乾燥肌に悩んでいましたが、油の話しを知り、積極的に良い油を、出来るだけ生で食べるようになって、お肌の乾燥に悩まされることがなくなりました。


油が悪いと思って制限している方は肌に張りがなく、シワやシミも多く、髪の毛もパサパサしている方が多いように思います。

油もきちんと選んでしっかりと摂ることで元氣に若々しく、頭もシャンとしていられるのです。


テレビなどの情報に惑わされず、自分の身体で感じて選んでくださいね。


こちらのオリーブオイルもおすすめです↑