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20週間のスパルタ留学で、着実に英語力を伸ばしました!(Codyさん 22歳 男性 社会人)EV Academy

2018.08.25 10:30

現在、セブ島EV Academyへの留学20週目の大ベテラン「Codyさん」。EVへの留学について、リアルな感想をたっぷりと聞いてきました!基本的には大満足しているCodyさんですが、一緒に立ち会ってくれた日本人マネージャー「Silviaさん」のサポートもあり、良いところ悪いところ含め率直な意見を色々といただきました。みなさんも是非、参考にしてみてください!


Q:セブ留学をしようと思ったきっかけは何ですか?

昔から留学しようとは思っていましたが、お金と時間の問題であきらめていました。働き始めてから、今しかないというタイミングがあったので、フィリピン・セブ島留学を決意しました(2018年4月半ば〜)。

学校はどこでも良かったのですが、せっかくなら厳しい環境で確実に英語力を伸ばしたいと思ったので、エージェントさんのオススメでEV Academyのスパルタコース(Intensive ESLコース、SP1)に決めました。


Q:20週間の留学、率直な感想はいかがですか?

正直、20週間は長いな、、と思います。私の場合は3ヶ月目くらいから英語の伸びを感じ、先生や外国人の方ともなんとなく会話ができるようになってきました。2ヶ月間だとちょっと短いと思いますが、3〜4ヶ月くらいの期間で留学するのがベストかな、と思います。


Q:英語力について、留学中はどのように伸ばしていきましたか?

はじめは、E1レベル(一番下のレベル)からのスタートでした。けれども、中学高校時代は英語の成績が良かった方で、科目としても嫌いではなかったので、吸収は早い方なのかなと思っています。

最初は先生の言っていることが良くわからなくて、話すスピードも速く感じるし、英語の語彙力がかなり不足していたので少し苦労しました。会話のスピード等に関しては1週間くらいでなんとなく慣れてきましたが、スパルタコースの強制自習(毎日2時間)では、常に単語学習にフォーカスして勉強しました。

留学1ヶ月目くらいの頃は、先生の言っていることを半分予測してるようなところもあり、当たってたり当たってなかったり、、程度ではありましたが、全体的には理解できるくらいのレベルまで伸ばすことができました。


Q:マンツーマン授業はいかがでしたか?

毎日8時間の授業のうち、4時間がマンツーマン授業でした。実際にたくさんの先生から授業を受けてみて、先生との相性は大事だなと思いました。一番初めから変えてない先生が一人だけいますが、分かりやすい先生とそうじゃない先生はいますし、留学期間中に何度か先生の変更をしました。

マンツーマン授業は、自分のペースで学習を進めることができ、質問があればその場で聞いたり、聞き取れなかった部分はもう一回言ってもらったり等ができたので、すごく良かったと思います。


Q:グループ授業についてはいかがでしたか?

一番初めは緊張しました。また、まわりに話せる子がいるとプレッシャーを感じます。私のクラスには韓国の子が3人くらいいて、すごく英語を喋るから引け目を感じたりもしていましたが、先生からは「性格の違い」だから気にすることはないよと勇気付けてもらいました。実際、彼らも文法とかはかなり間違っているけれども、関係なしに喋るからペラペラに聞こえるだけ、と先生は言っていました。


Q:部屋についてはいかがでしたか?

寮の4人部屋に滞在しました。EVに来るまではこんなに綺麗な学校とは思っていなかったので、フィリピンは汚いイメージがあったし、スパルタの学校というだけで選んだだけあって、まるでホテルのような部屋に到着した時は驚きました。

ルームメイトの入れ替わりは何度かあり、8月は日本人と一緒になることが多かったですが、基本は台湾とベトナムの人と一緒に生活することが多かったです。基本は快適に暮らしていましたが、所々で文化の違いを感じることもあり、例えばルームメイトの体臭が気になったり、勝手に自分のお菓子を食べられてしまったりしました(笑)。また、部屋のエアコンについて、空調をめっちゃ強くする人がいたりするので注意は必要かもしれないです。実際に、暑がりの台湾人と寒がりのベトナム人が、無言のやりとりではありましたが空調設定の切り替えで攻防する場面があったりしました。

他の生徒さんの話によると、アリが出たり、ゴキブリが出ることも希にあったそうです。また、部屋のベッドにはブランケットがない(薄いシーツ?をかけて寝る)ので、女性の場合は学校でレンタル(有料)したり、ショッピングモール等に買いに行く人も多かったです。お湯や水圧は十分でしたが、たまに壊れてもすぐに対応してもらえるし、安心して生活できました。トイレもトイレットペーパーは流せないと聞いていましたが、普通に流せます。セキュリティ面に関しては、セーフティボックスが部屋に設置してあるので、例えばベッドの上に財布を置いて放置したりせず、きちんと管理するようにした方が良いと思います。。


Q:EVの施設についてはどうでしたか?

ジムにはよく行きました。朝6:00〜夜23:00まで(授業の時間帯を除く)解放されていますが、スパルタコースで予定が詰まっていたため、夕食後の時間帯(18時台)で利用することが多かったです。普段はランニングマシンで走ったり(歩いたり)、筋トレをしている人が2〜3人ちらほらいる程度ですが、22時以降はスパルタコースの強制自習時間が終わるため、少し混雑する日もありました。

一通りの道具は揃っていますが、ウェイトはダンベルでのトレーニングが中心となるため、初心者の方にとっては少しやりにくいかもしれません。もともとジムで働いていたので、普通よりも詳しく色々細かいことに気がついてしまうのですが、、おそらく、ジムのメンテナンスはしていないです。ネジが緩んでいたり、油を差したほうが良いマシンもあり、私の方で直せるところは気づいた時に手入れしましたが、今後誰かが怪我をする可能性はあると思います。


Q:学校の食事については、いかがでしたか?

好き嫌いはあまりないし、なんでも食べるので不満はありませんでした。友達に聞くと、美味しくない(日本と比べると)という意見もあるにはあります。留学期間中にビュッフェになりましたが、それからかなり良くなりました。野菜もフルーツも摂れるし、栄養のバランスは良いと思います。


Q:放課後はどのように過ごしていましたか?

スパルタコースなので平日外には出られませんが、セミスパルタコースだったとしても基本は外出していないと思います。キャンパス内に全てがあるし、学校と部屋も近いし、オフィスも近いし(すぐにマネージャーを頼れるのも良かった)、カフェやジムもあるし、シンプルに行動が楽でした。

最近はオプションクラスに参加したり、映画を観るクラスとかに参加しています(17~18時、1時間)。18時からはご飯、そのあとジムに行き、20時〜22時は義務自習時間です。


Q:学校の立地についてはどう思いますか?

セブの中心地から少し離れたタランバンという地域にありますが、不便を感じたことはないです。タクシーやジプニー、バイクもすぐ捕まるし、セブンイレブンも徒歩圏内(5分くらい)の場所にあるし。せっかくでかけるなら遠く(アヤラモール)とか行きたいし、徒歩圏内が充実している必要も特にないのかな、と思いました。


Q:休日はどのように過ごしていましたか?

グループ授業の友達やルームメイトの誘いで、ボホール島(セブ島の隣、世界遺産のチョコレートヒルズ等が有名)やナルスアンアイランド(マクタン島からすぐの、シュノーケリングポイント)に遊びに行ったりしました。


Q:留学後の予定について、お聞きしても良いですか?

この一年はとにかく楽しみたいと思っていて、今は英語や海外の環境を満喫しています。セブ留学後は一度帰国し、その後カナダのトロントへワーホリ(1ヶ月間の語学学習を含む)をする予定です。英語をもっと上達させて、色々な人の話を聞きたいです!

また、トレーナーの資格を持っているので、これと英語を生かして何かできないか考えています。


インタビューを終えて

「ストリートチルドレンに何かできることはないでしょうか?」

Codyさんと話していて、こんな質問をいただいたのが印象に残っています。実際現地に来てみて、まとまった期間滞在してみないと分からない世界がそこにはあり、フィリピンで暮らす人々と触れ合ったり、こちらの空気を肌で感じることで得られた経験の先にある問題意識です。

貧富の格差はフィリピンが抱える大きな社会問題の一つで、この命題に対する明確解を得るのは非常に困難です。経済の領域にとどまらず、政治や宗教、歴史や地政学的な問題までもが複雑に絡み合っています。根本的な解決を目的とするのならば、そもそもの産業構造自体を変えて行く必要があり、基本的かつ大雑把な意見としては雇用の創出、具体的には製造業で労働人口を吸収することが重要で、労働力確保のための農地改革や、欧米や日本等の外資系企業誘致のためのインフラ整備等が優先度の高い課題となっています。

けれども、何事も「関心」がなければ認知されることすらなく、無関心からは何も生まれません。セブ留学を通して、フィリピンに対する感想みたいなものを持つことが第一歩となり、留学で身につけた語学力が一つのスキルとなります。私の場合は、フィリピン・セブ島に溢れる英語教育人材と、日本が求めている英語学習需要をマッチングさせ、ビジネスという仕組みを通して超微力ながらも雇用の創出に貢献することをミッションとしていますが、仮にそれが根本的な解決に至らなかったとしても、現時点で得られた「納得解」の方向性に従い進んで行くことが大切だと考えています。

セブ島留学を通して、フィリピンを第二の故郷のように思える仲間が今後もっともっと増えて行くと、より良い社会の実現に向けて大きな原動力が生まれる。その点については、確かなものとして断言できるのかなと感じました。